使用目的とは

かんたん用語解説
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自動車保険でよく使用目的という言葉を聞きますが、この使用目的というのはつまり車の使用目的によって保険料が変わるという意味で、例えば同じ車を使っているAさんとBさんが居たとします。
そしてAさんが業務用でBさんが通勤用として車を使っていたら、車が同じでも保険料の金額は異なります。

業務用や通勤用の車は保険料が高い

一番保険料が高くなる使用目的はやはり業務用で、理由としては業務用の車は使用頻度が高い事にあり、使用頻度が高い場合はそれだけ事故や故障のリスクが高くなる訳ですから、保険料が高く設定される訳です。
そして

  • 1年間の内にほぼ毎日(一ヶ月の内半月以上の使用など)利用する場合は、業務用の車として申告する必要がある
  • ので、この点は良く覚えておきましょう。

    また、今説明したように保険料は業務用のようにリスクが高い使い方をすれば金額が増える訳なので、業務用ほどではありませんが通勤用として車を使っていた場合も保険料は高くなりがちです。
    もちろん車を週五日以上や半月以上使っているなら通勤や通学用という使用目的で申告するのが一般的で、この使用目的で申請すると保険料が高くなります。

    たまにしか車を利用しないなら保険料が安くなる

    ではどういう場合なら保険料が安くなるかと言えば、例えば買い物に行く時、子供の送り迎えをする時、週二のパートに行く時だけのように使用頻度が限りなく少なく、限定的な使用に留まっている場合です。
    こういうケースなら高いリスクがある訳では無いので保険料が安くなるのも当然で、とにかく本格的な通勤に使う訳では無いならレジャー用などで申告してもOKです。

    一度説明した内容をまとめると、保険料というのは使用目的が業務用や通勤など頻度の高い場合は高額になる場合があり、当てはまる人は業務用や通勤用という風に申告する必要がある事、使用目的が限られているなら保険料はそこまで高くならないという事になります。
    また、

    • もしも自分が通勤用として週5日以上も車を使っているのにも関わらず、「レジャー用」などのように間違った申告をすると正当な保証を受けられない事がありますので、必ず申告は正しく行って下さい。
    • もう一つ注意事項として、例え使用目的が子供の送り迎えだけだったとしても、使用が週五日で走行距離も多くなるなら通勤車と同等の使用目的と見なされるのでその場合は通勤用などで申告した方が良いです。
      確かに使用目的で保険料が変わるという訳ですが、もう少し具体的に言えば使用している車の頻度で保険料が変わるという事なので、どっちかと言えば

      • 使用目的よりも使用頻度で自分が申告する内容を決めるべきです。

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