複数所有新規割引とは

かんたん用語解説
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複数所有新規割引はセカンドカー割引と言われる事がある通り、2台目以降として車を取得した時に新しく自動車保険を契約すると7等級が適用される事を言い、7等級は割引率が高いというメリットを持っています。

つまり複数所有新規割引とは、複数の車を所有すると2台目の車の自動車保険を安く出来るという事で、これを適用するには条件を満たす必要がありますが、

複数所有新規割引が適用されれば保険が安くなるのでお得な割引制度だと言えます。

割引が適用される条件

複数所有新規割引が適用される条件としては、まず現在の等級が11等級以上である事で、これに当てはまるなら2台目の車を契約する時に通常は6等級から始まる等級を7等級から始める事が可能になります。

そして2台目の車を契約する記名被保険者が、他の車の記名被保険者あるいは記名被保険者の配偶者や親族である事も条件で、後は前契約が無い事であり、一応契約する自動車の車種に指定があります。

しかし、よほど特殊な車種でも無い限りほぼ全ての車が適用の範囲内なので、車種についてはさほど気にしなくても大丈夫でしょう。

記名被保険者に関しては複数台所持するなら大半の場合は前の車と同じ記名被保険者や親族になるはずなのでこちらもあまり気にする事はありません。

過去にトラブルを起こしていなければ等級も11等級以上になっているでしょうから、複数所有新規割引が適用されないケースに当てはまる人は少ないです。

車を複数持つならなるべく割引を適用させる

車を2台所有するとガソリン代などの維持費はもちろん保険もなかなか無視出来ない金額となってしまいますから、複数所有新規割引を使って少しでも保険は安くして負担は減らすべきです。

また、割引額は年齢によって多少の差があり、21歳以上補償で11%、26歳、35歳以上補償で40%という数字になっています。

所有台数によっても割引率が上がりますが、台数による割引率は2台で1%、6台以上で5%となっていてその差はかなり小さいし6台以上も車を持てる人は滅多にいないので、台数による割引率にはあまり期待は出来ません。

他に覚えておきたいのはファミリーバイク特約など一部の特約に関しては保険料の割引の範囲に入らない事、集団急特約などを付帯する一括払いの契約にも適用されない事などです。

車を2台以上所有する人は今の時代だと少ないかもしれないし、車を買う資金力をまだ持っていない若年層にはあまり関係のない割引かもしれません。

でも

車を複数所有して尚且つどちらの車も頻繁に利用する人はそれだけリスクも高くなりますから、そういう人にとって複数所有新規割引は頼もしい存在になるはずです。

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