地球環境に優しいと注目されているカーシェアリングは、2010年以降、私たちの生活に身近になってきています。カーシェアリングの分野に参入する企業も増えてきていますし、登録する車の台数も増加しています。
利用するために会員登録する人も毎年増えているために、これから成長する分野として注目されているのです。
もし事故を起こしてしまった場合はどうなるんですか?
以下でまとめてみましたので参考にしてください。
カーシェアリングって何?
自分で車を所有する場合は、駐車場代やメンテナンス代、さらには自動車保険の費用など様々な維持費がかかってきます。
しかしカーシェアリングは基本的に毎月の会員費のみ必要な状況になります。
もし誰かと車を共同シェアする場合は、車のコンディションは万全か心配になったり、使いたい時に本当に車を利用できるのか、心配になるケースも少なくありません。
比べてカーシェアリングを提供しているのは大手企業なので、車の整備は丁寧に行っていますし、最先端のシステムを使って車の利用状況を管理しているので、安心してサービスを利用する事が出来ます。
具体的にはレンタカーを借りる時のように、毎回書類にサインをしたり、保険に入ったりする必要が無いのが特徴です。
カーシェアリングの保険はどうなってる?
事故に遭った時の補償を得るために、別個に自動車保険を契約する必要はありません。
では最初から付帯している自動車保険の補償内容とは一体どのような内容でしょうか?
一般的に対人補償は無制限で、対物補償も無制限と設定されています。車両補償は時価額相当が支払われますし、人身傷害補償はカーシェアリングの会社によって異なりますが、中には無制限という会社もあります。
対人や人身傷害の場合は1名に対する補償となっており、対物や車両の場合は1事故についての補償となっています。
他にも当たり前ですが、飲酒運転や薬物を使っていた上での事故や、カギのかけ忘れで盗難に遭った時など、会員に明らかに非がある時なども補償されません。
事故を起こした時の免責はいくら?
レンタカーを利用する時には、保険料がレンタカー利用料に含まれていますが、いつも免責金額が設定されています。免責金額を0円にしようとすると、プラスアルファの保険料を支払う必要があります。
しかしカーシェアリングの場合は基本の会員費の中に、免責金額0円の保証が付いていて非常にシンプルで料金もお得です。
通常のサービスの中に免責補償が含まれていて、自分で車を持って自動車保険契約している場合やレンタカーを使う時よりも手厚い補償が受けられます。
契約する時のチェックポイント
ノンオペレーションチャージと呼ばれており、事故を起こして車を修理したり清掃している間に、車を使って営業できなかった部分を補償する金額を支払わなければいけない義務があるのです。
このノンオペレーションチャージの金額は、各カーシェアリングの会社によって設定が違いますので、契約をする時には確認しておきましょう。
人身傷害補償の金額は、それぞれのカーシェアリングの会社によって設定が違っています。数千万円の設定から無制限の設定までかなり幅がありますので、契約の際にはよく確認してください。
搭乗者傷害補償はほとんどの会社が設定していませんが、設定している企業もあります。複数で利用する事が多い場合は、搭乗者傷害補償の設定がある企業が良いかも知れません。
自動車保険というのは対人賠償や対物賠償、そして車両補償など多くの区分に分かれており、それぞれ補償金額が変わってきます。特に人身傷害補償や搭乗者傷害補償は、保険によって大きく変わります。
ただ、カーシェアリングを利用していないなら、自分の車の自動車保険で手厚い補償の保険を探すようにしたいものです。
保険の満期日が近くて保険の更新を急いでいる時などは、一括見積もりサービスが役立ちます。
手厚い補償の保険を短時間で見つける事が出来て、非常に便利だと評価されているのが、自動車保険の一括見積もりなのです。数分で幾つもの保険会社の見積もり情報を比較検討できる一括見積もりは、急いでいる時にこそ利用したいサービスです。
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