自動車保険は、基本的に自動車に乗車中の事故に関して補償が行われるという内容となっています。
その中のほとんどは乗車中というだけでなく、運転中の事故限定で保険金は支払われるという形です。
しかし、中には自動車保険から加入できる保険であるにも関わらず、自動車乗車中以外の損害に対して補償を求める事が出来る内容となっている特約が存在します。
その特約を傷害特約と言います。
傷害特約の詳しい内容について
この傷害特約は、わかりやすくご説明しますと
契約中の自動車に乗っていない時の、運転中以外の怪我、または身の回りの品物を補償する特約となっています。
補償内容は各保険会社によって異なりますが、この補償はご自身のみに限定する事も可能ですし、配偶者までをその補償の範囲内にする事も出来ます。
また、家族全員を補償したいという場合にも、それに対応する内容となっています。
しかし当然、補償の範囲を広げれば保険料は高くなる事になります。
どういった場合に補償が行われるのかという事も、各保険会社によって異なりますが、一般的にはスポーツを行っていた際の怪我、お料理中の怪我やお子様が遊んでいる際の怪我など、怪我に対する補償に対して掛かっている場合が多いです。
しかし、保険会社によっては物品などに対してまでその補償範囲が行われる特約となっている会社も存在します。
その場合には、誤って壊してしまったなどの破損に対する補償だけではなく、例えば野球場でバットが盗まれてしまったといった様な、盗難に対してまでその補償を行ってくれるという内容もあります。
会社によって呼び名が違う?
この傷害特約というのは全ての保険会社で統一されている特約名ではありませんから、その呼び名は保険によって異なる場合があります。
例えばソニー損保では同様の特約をおりても特約と呼んでいますし、三井ダイレクトではファミリー傷害特約という呼ばれ方をされていたりします。
また、その補償の内容も各保険会社により異なっていますから、しっかりとどういった状況までは補償が行われるのかという事を把握し、加入を検討する事が重要となります。
この傷害特約という名前で一括見積もりなどで絞り込もうとしても、同様の特約が行われているにも関わらずそれが検索結果上は表示されないという可能性があります。
ですから、
まずインターネットの一括見積もりなどで、通販型の自動車保険を絞り込んだ後で、傷害特約という名前で見つからなかった場合には、問い合わせを行う事をお勧めします。
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