レンタカー費用特約とは

かんたん用語解説
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自動車保険の保障内容を厚くしてくれるのが特約です。その特約には様々なものがありますが、一般的には任意保険におけるいずれかの保険に付帯することになります。ここでは車両保険に付帯するレンタカー費用特約について考えてみましょう。

レンタカー費用特約ってどんな内容?

レンタカー費用特約とは車両保険の支払対象となる事故における特約です。車両保険の対象になる事故を起こした場合、ほとんどのケースで修理に時間がかかり、ある程度の日数は車が使用できなくなってしまいます。そうした時に、レンタカーを利用して代車にするとしてください。

レンタカー費用特約はこの代車として利用するレンタカー費用についての補償を行ってくれる特約です。代車など費用特約というものもあるのですが、基本的にはレンタカー費用特約と同じ内容の特約だと考えて良いでしょう。レンタカー費用特約の補償対象となるのは、あくまでも事故車の修理中に利用したレンタカーの費用のみとなりますが、代車など費用特約の場合ですとレンタカー以外の手段であっても代車を用意した場合に補償があるのが違いです。ただし、ほとんどの場合で代車を利用するとなるとレンタカーとなりますので、大きな違いは考えなくても良いでしょう。

このレンタカー費用特約ですが、実は保険会社によって扱いが異なります。何に対しての扱いが異なるのかというと、支払対象となる日数です。一般的には30日を上限としてレンタカーの費用を補償してくれるのですが、中には10日間を上限とするケースもあるので、その点はしっかりと確認しておくべきでしょう。

また、通常であればレンタカー費用特約の期間は、事故日もしくは修理工場へと事故車を搬入した日から起算されることも覚えておいてください。レンタカーを利用した日数ではないので、できれば早い内から手配しておいた方が良いでしょう。ちなみにですが、レンタカーの費用にも上限が設けられていることがほとんどですので、そちらの費用も確認しておいてください。

レンタカー費用特約が使えないケースはあるの?

基本的にレンタカー費用特約は車両保険に付帯する保険です。ですので、自身が加入している車両保険のタイプによっては利用できないこともあります。

例えばですが、一般的な車両保険では保険適用のケースはすべて賄えるのですが、エコノミータイプの場合ですと自損事故では適用外となるので、レンタカー費用特約も利用できなくなるのです。また、車両保険の対象外となる地震や噴火、津波による損害なども同様です。

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