車を運転している時にスマホをいじって検挙された人は、2014年の一年間だけでも110万件近い数という報告があります。
いかにスマホを使いながら運転している人が多いかを示しています。
スマホを使ってモンスターを確保するゲームアプリが流行った2016年7月などは、たった一ヶ月の間に1140件が、スマホ使用で検挙されています。
警察が検挙する違反の中では速度違反や一時停止違反が多いという報告がありますが、最近はスマホ使用による検挙数も、この2つに並ぶほど増えてきているようです。
では、スマホを信号待ちなどで使っても違反にならないのか?スマホによる違反をしない為にどんな点に気をつけるべきなのか?を調べてみましょう。
信号待ちでスマホいじっても大丈夫?
しかし、青信号になった時にすぐにスマホの操作を止めて、再び運転に集中するのは難しいですし、青信号に気がつくのが遅くなって事故の危険を高めてしまうとも考えられます。
安全を最優先する為に、車の運転をしている間はスマホの操作は行なわないか、もしくは最低限にするのが良いでしょう。
仕事の電話や緊急のメールに返信しなければいけない時など、どうしてもスマホを操作したい時は、車を最寄りのコンビニやスーパーの駐車場に停車させてから使用しましょう。
スマホを使った時に罰則は?
保持として検挙される場合は、携帯電話をただ使っているだけで、事故や事故の可能性が生じていないケースです。
警察官によっては、信号待ちでスマホをいじっているだけでも、保持に当たるとして検挙する場合があるので気をつけましょう。
交通の危機は、スマホの使用によって交通事故の危険が生じるとみなされる違反です。
直接事故を起こしていなくても、歩行者を危険な思いをさせる場合や、他の車両を事故の危険にさらしたと判断されると、交通の危機として検挙されてしまいます。
路肩に車を寄せて停車してスマホをいじったとしても、道路幅の狭い道路なら、他の車やバイクを危険にさらしているという事で、検挙される場合があるので注意しましょう。
ハンズフリーなら使っても良いの?
運転中でもスマホの着信を受け取れるような、ハンズフリー機能があります。
ブルートゥースで連携が出来るイヤフォンなど便利なグッズが幾つも販売されています。
多くの地方自治体は走行中にハンズフリー通話をするのは違法行為としていたり、道路交通法の安全運転義務違反にあたるとみなしていたりします。
東京都や神奈川県などの関東だけではなく、長野県や鳥取県なども規制が厳しくなっていますので、自分の住んでいる地域の規制を確認しましょう。
ただ、イヤホンマイクを使わずに、車に備え付けられているマイクやスピーカーを使って会話をすることは規制されていない地方自治体が多いです。
どうしても営業の仕事などで走行中に会話をする必要がある人は、利用を検討してみてもいいかもしれません。
しかし場所によってこれでも違法となる可能性がありますので、まずは規制内容を確認してください。
スマホが関係する事故の特徴
直線道路だと運転者が危険を予測しやすいと勝手に判断して、スマホを操作し始め、突然現れた歩行者や自転車に気がつかずに、事故を起こしてしまうことがあります。
また直線道路は速度も出やすいために、事故の規模が大きくなってしまうのも特徴です。
スマホが関係した事故の種類で多いのが、前方にいた車両に追突する事故です。
追突事故の内、スマホの画面を見ていてぶつかってしまった件数が全体の7割を超えており、いかにスマホが運転者の注意を妨げるか物語っています。
このようにスマホによる事故は多いので、事故を起こさないように十分気をつけましょう。
他のドライバーがスマホを使っていて、自分の車に追突してくるケースも無いとは言い切れません。
自動車保険一括見積もりサービスなら、もらい事故の際に手厚い補償が受けられる保険を短時間で見つけることが出来ます。
数分の入力作業で保険料を抑えながらも、補償が充実している自動車保険を探すことが出来るので、多くの人から評価されています。
補償がしっかりしている保険を選ぶなら、スマホ事故が多い昨今の状況の中でも安心して運転することが出来ます。
コメント