車両保険の免責金額を活用する

保険料の節約ポイント
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車両保険って高いんじゃ?

はな さん
車両保険に入りたいとは思っているんですが、高いイメージがあります。
保険料を安くするためには諦めるしかないですよね?

あかり さん
そんなことはありません。
確かに、保険料をなるべく安くしたいという理由から、車両保険に入るのを迷う方もいますが「免責金額」を設定することで保険料を大きくダウンすることができます。

十分な補償を付けつつ、保険料も安くなる「免責金額」の設定方法について以下で解説しています。

免責金額の設定

車両保険に加入すると、もしもの時に愛車を金額面で守ってくれるので、車を大切に思う方ほど加入しようと検討すると思いますが、車両保険に加入すると保険料が上がってしまうので、加入するのを迷う方もいるのではないでしょうか。

車両保険に入りたいけど、保険料は抑えたい方にオススメなのが、車両保険に免責金額を設定することです。事故を起こしてしまい、保険を利用する際に、修理代の一部は自己負担することになりますが、免責金額を設定していると、保険料は安くなります。

例に挙げると、修理代が25万円かかるとして、免責金額を5万円で設定していたとしたら25万円のうち、5万円は自己負担して、残りの20万円は保険で支払われます。

通常、免責金額は1度目の事故と2度目以降の事故で分けて設定します。1度目の免責金額を5万円と設定したら、2度目以降の免責金額は10万円と設定します。

免責金額は「免責金額5−10」というように表示されることが多いです。左の数字が1度目の事故の免責金額で右の数字が2度目の事故の免責金額になります。
保険会社の免責金額の設定方法により保険料に違いが出てきます。免責金額の設定例は以下のようになります。

免責金額の設定例

設定【1】:0−10
設定【2】:5−10
設定【3】:10−10
設定【4】:15−15

※数字が大きくなるほど保険料は安くなります。

はな さん
免責金額を設定することで、車両保険に入りつつ、保険料を節約することができるんですね。

あかり さん
そうですね。
予算に合わせてどのように設定すればいいかを検討するといいでしょう。

車対車免責ゼロ特約


車との衝突や接触事故に限り、相手の車の確認ができたらその事故についての自己負担がなくなる「車対車免責ゼロ特約」という特約があります。免責金額を設定していても、この特約を付けていれば、相手の確認ができる限り自己負担が無くなります。

はな さん
具体的にはどういうことですか?

あかり さん
例えば、車両保険金額が250万円で自己負担額が5−10の免責金額を設定していた場合、他の車と衝突事故を起こして、150万円の修理費用がかかった時に、この特約を付けていれば150万円すべてが保険で対応できるので、自己負担額は0円で済むということです。

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