「運転者の年齢」によって自動車保険の保険料は大きく変わります。
もし、対象を全年齢にすると補償する範囲が広くなるので保険料は高くなってしまいます。
また、他の条件との組み合わせにより適用範囲も変わってくるので注意が必要です。
下記で年齢と保険料との関係性について記載しているので参考にしてください。
大きく変わる保険料
自動車保険は「運転者年齢条件」「記名被保険者の年齢」により保険料が大きく変わります。保険会社により規定年齢や保険料は異なりますが、組み合わせによって保険料が変わります。
運転者年齢条件を全年齢対象にすると保険料は高くなりますが、若ければ若いほど保険料が高いかというとそういう訳ではありません。ここで関わってくるのが記名被保険者の年齢になります。
運転者年齢条件を「26才以上」もしくは「35才以上」にした場合に記名被保険者の年齢が30才なのか50才以上60才未満なのか70才以上なのかによって変わってきます。
50才以上60才未満の方が記名被保険者の場合が保険料が安く、60才以上、70才未満、70才以上は若い世代と同じように事故リスクの面から保険料が上がります。
運転者年齢条件と記名被保険者の年齢の組み合わせにより保険料が算出されています。
以下の図を参考にしてください。
保険料を節約
運転者年齢条件特約を上手に活用することにより保険料を節約することができます。記名被保険者の年齢を変えることはできませんが、補償される運転者の年齢を設定すれば節約につながります。
設定する際は、対象となる車を運転する人の中で一番若い人の年齢に合わせることです。もし、「35才以上補償」の年齢条件で30 才の人がその車を運転して事故を起こしてしまったとします。そういった場合は、年齢条件に当てはまっていないので補償を受けることはできません。
若い年齢も補償対象に入れると保険料は高くなってしまいますが、万が一の時に保険料が支払われなければ、全く意味がありません。対象となる人の年齢を考慮に入れて、設定するようにしてください。
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