交通事故に遭ってしまった場合、自分が加害者であれ被害者であれ保険金の請求をすることになります。
事故に遭ったということで精神的に動揺していることが多いのですが事故の対応と含めて冷静に対処することが大切です。
保険会社に連絡が条件です
事故で保険金を請求する場合、とにかく保険会社に連絡をしなくては始まりません。
- 事故直後、まずは怪我人の救護と警察への連絡を最優先し、その後に保険会社の担当者などに連絡をします。
- 私達がすることになるのは保険会社への連絡、そして必要書類の用意です。
各保険会社では24時間365日受け付けているコールセンターも設置していますのでそちらに連絡をしてもかまいません。
保険会社は事故の連絡を受けるとその時点からその事故が保険金の支払い対象になるかどうかを調査します。
必要であれば相手方の保険会社と示談交渉をし、具体的な金額などを確認します。
事故後の交渉などは基本的に保険会社がやってくれますので、その間に自分は警察から事故証明書をもらい、その他の必要書類も保険会社に確認して用意しておきましょう。
事前に書類がしっかり揃っていれば手続きもスムーズに進められます。
自分が怪我をして治療費が必要な場合はこの段階で治療費の内払が行われることもあります。
示談成立して金額が決まってから支払われる
最終的に示談が成立し、保険金の支払額も決まったら保険金が支払われることになります。
それほど多くの手続きや作業があるわけではありませんのでとにかく保険会社へ連絡することが重要です。
その後はプロである保険会社がしっかりサポートしてくれますので安心しましょう。
ただ、相手との示談交渉がまとまらない場合などは訴訟で解決を図ることもあります。
裁判になりますから訴訟費用もかかりますし、弁護士費用もかかります。
保険会社によっては特約でこうした費用を補償してくれるものもありますので必要だと感じたら付帯させておくのも1つの方法です。
いずれにせよ事故の対応や交渉がすべて完了した時点で最終的な保険金の支払いという流れになっていますので、何事も迅速に処理していくことが望ましいでしょう。
特に事故後はすぐに連絡が取れるように携帯電話などに保険会社の担当者、もしくは保険会社の電話番号を登録しておく必要があります。
事故後すぐに連絡が取れないとその分だけ保険金の支払いも遅れてしまいます。
携帯電話だと事故で壊れてしまった時に連絡先がわからなくなりますので常に連絡先を書いたメモを持ち歩くのも良い方法です。
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