現在ではリスク細分型任意保険が人気を集めており、自動車保険の主流になりつつあります。
では、このリスク細分型任意保険とはなんなのか、そしてなぜ人気なのでしょうか。
まず、リスクとは危険度のようなものです。
リスク=危険の度合いです
自動車保険におけるリスクとはつまり事故を起こす危険度、可能性のようなものだと考えてください。
このリスクはドライバー1人1人によって違います。
そこでリスクの大小に応じて保険料を安くしたり高くしたり個別に設定しようというのがリスク細分型任意保険の主な仕組みです。
事故を起こす可能性が低いなら保険料も安く、事故を起こす可能性が高いなら保険料も高くしようというわけです。
- 自分に合った保険料を設定できるということで人気となっています。
これまでのように一定の保険料をみんなが支払うのではなく、リスクごとに違った保険料を支払うわけです。
リスクを分析してみる
次にリスクをどのように細分化しているのかを見ていきましょう。
これにはいくつかあるのですが代表的なものだとドライバーの年齢になるでしょうか。
過去のデータによると若い世代の方の方が事故のリスクが高く、逆に年齢が高くなると事故のリスクは減るとされています。
これは若い世代だと免許を取りたての方も含まれることも影響しているでしょうか。
- そのためリスク細分型任意保険では年齢の高い方の方が保険料は安くなるのが普通です。
使用目的によっても細分化されています。
使用目的は業務用、通勤・通学用、レジャー用の3つに分けられ、業務用、通勤・通学、レジャーの順に保険料が安くなっていきます。
これは業務用がもっとも事故のリスクが高く、レジャーは事故のリスクが低いと考えられるからです。
業務用だと毎日のように長距離を運転することが、それだけ事故のリスクも増えるからです。
この他にも免許の種類、つまりゴールド免許なら保険料が安くなったり、お住まいの地域によっても保険料が変わったりします。
さらに車種によっても保険料は変わり、等級もリスク細分化のためのシステムだと言えるでしょう。
このように現在ではあらゆる情報を参考にしながら1人1人の保険料を決定していきます。
事故を起こしにくい人ほど保険料の面で得をできることになり、逆に事故を起こす可能性が高いと判断されると保険料は高くなってしまいます。
こうすることで保険を公平なものにし、さらに保険料の負担を減らすことにもつながっています。
多くの保険会社でこのリスク細分型任意保険を採用するようになっていますので、
- 保険料をできるだけ安く抑えたいのであればリスク細分型任意保険を選ぶことがポイントになってきます。
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