たとえ車を所有していなくても運転免許を取得していれば車を運転する機会は出てくるでしょう。
家族や友人の車に乗ることもあるでしょうし、レンタカーに乗る選択肢もあります。
車を運転するとなれば任意保険に加入しておきたいところですがここに1つ注意点があります。
実は任意保険は車を所有していないと加入することができない
自動車保険というのは契約の対象が車になっているからです。
車種などで保険料が変わることがありますがこれも保険の対象が車になっているのが理由です。
車の運転はするけど自分の車は持っていない、こうしたドライバーのためにある保険がドライバー保険になります。
ドライバー保険は車ではなく人が対象になる自動車保険で、この保険にさえ加入していれば万が一事故を起こした時でも保険を使うことができます。
ドライバー保険の補償内容は対人賠償保険、対物賠償保険、人身傷害保険がセットになっている形で、必要最小限の補償を確保できると言えます。
車両保険はないため車の損害を補償することはできませんが他人に損害を与えてしまったり、自分や同乗者が損害を受けた場合はドライバー保険でしっかり対応できるようになっています。
加入のための条件も特にありませんので必ず加入しておきたい保険となっています。
保険料や等級の変化について
保険料を支払うのは知人ですから迷惑になってしまうことを考慮するとやはりドライバー保険への加入がベストと言えるでしょう。
ドライバー保険も通常の保険と同様に等級制度があり、1年間保険を使わなければ翌年の保険料が安くなります。
ただし、将来的に自分の車を購入し、改めて任意保険に加入する場合はドライバー保険の等級を引き継ぐことができず、再度6等級からのスタートになってしまいます。
通常の保険のように等級を引き継ぐことができませんのでこの点には十分注意しましょう。
ドライバー保険の保険料はどうなってますか?
21歳未満、21歳以上で分かれていることが多く、21歳未満だと保険料が割高になっています。
若い世代のほうが事故のリスクが高いからなのですが、自分の年齢も踏まえたうえで保険料の安い保険会社を探すことが求められます。
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