通販型保険のメリットとデメリットは何ですか?

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自動車保険は、大きく代理店型保険と通販型保険の二種類に分かれます。
通販型保険が登場したのは、外資が自動車保険事業に参入して来た1997年頃からの事です。

通販型保険の良いところ

その通販型保険のもっとも大きなメリットと言えば、やはり保険料の安さになります。
代理店型の保険よりも、通販型の保険が、相対的に保険料が安くなっているのには理由があります。
この最も大きな理由は、保険会社が直接契約を行っているからです。
自動車保険に限った事ではありませんが、代理店というのは、契約した保険料の中からマージンを取るというビジネスモデルです。
ですから、代理店を介さずにそのサービスを扱う保険会社と契約する方が、保険料が安くなるのです。
また、多くの通販型保険の会社は実店舗や営業所を持ちませんから、そうした施設の家賃なども必要ありません。
それ以外にも通販型の保険の方が安い理由として、様々なコストを削減している点にあります。
例えば対面なら必要になる、各種書類やパンフレットはすべてインターネットの画面を通して確認できるので、通販型保険には必要がありません。
また、対面式の代理店型保険なら必要になる、保険証券などの発券も必要ありませんから、その分安くすることが可能です。
それだけではなく、通販型の保険なら実際にお店に足を運ぶ必要がなく、1年24時間いつでも申し込みや見積もりが行えるという事も、代理店型には無い大きなメリットです。
こうして契約も簡単に出来るという事もありますが、逆に解約や変更なども人が介在していない分、気楽に行えるという利点もあります。

デメリットは自分で探すということ?

ここまでは通販型保険のメリットを挙げてきましたが、デメリットもあります。
最も大きなデメリットとしては、自分だけで保険を選ばなければいけないという点です。
どうしても保険に詳しくない方ですと、そうした点を不安に思われ、代理店型の保険を選ぶという方が多くなります。
しかし、実際にはインターネットで一括見積もりなども行えますから、以前よりは遥かに便利で簡単に保険選びが行える様になっているので、大きな心配は無いでしょう。
それ以外には、事故後の対応が通販型保険だと不安という点も挙げられます。
代理店型保険なら、多くの場合は営業担当がいますから、事故が起こった場合にも営業担当に対応してもらうというケースが多くなります。
しかし通販型保険ではそうした訳にもいきませんから、保険会社に直接連絡を入れる必要があります。
特に、実際に事故があった場合には冷静ではないケースが多いですから、初めて話す相手で上手く状況を説明できないという方は多くいらっしゃいます。
こうした通販型保険のメリットデメリットを考え、ご自身の自動車保険選びにお役立て下さい。

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