普通自動車と軽自動車では税金の額に大きな違いが出てきます。
軽自動車の方が税金が安くなるため経済的な面から軽自動車を選ぶという方も増えてきています。
特に最近は軽自動車であっても車体が大きかったり、オシャレなタイプが増えているのでその人気は年々上昇傾向にあると言えるでしょう。
では、税金と同じように自動車保険の料金も軽自動車の方が安いのでしょうか?
一般的には軽自動車の方が安くなるが
自動車保険の料金はどのような保険に加入するか、加入者の年齢などによっても変わるため一概には言えないのですが軽自動車の方が安くなるのが一般的です。
- まったく同じ保険に加入するなら普通自動車と比べて軽自動車の方が安くなるケースがほとんどです。
- 保険料と補償のバランスを取ることができれば経済的な負担を最小限にしつつ十分な補償を確保することができますので軽自動車だからと油断することなく慎重に判断しましょう。
どのくらいの差があるかというと軽自動車は普通自動車の6割ほどの料金で保険に加入できますので、普通自動車で10万円の保険料だとしたら軽自動車なら6万円になる計算です。
半額とまではいきませんがそれでもかなり安くなることがわかります。
なぜ軽自動車の方が保険料が安くなるのか、これは事故のリスクが関係しています。
保険会社は軽自動車の方が長距離を走ることが少なく、それによって事故のリスクも少なくなると考えており、これが保険料に反映されているわけです。
軽自動車は車両料率クラスが存在しない
実際には軽自動車で長距離を走ることもあるわけですが普通自動車と比べれば事故のリスクは少ないと言えるのです。
また、普通自動車の場合は車両料率クラスという考え方があり、車両によって保険料が変わってきます。
高級車ほど保険料が高くなるのはクラスが一般的な普通自動車と違うからです。
軽自動車にはこの車両料率クラスがそもそも存在していないため車種によって保険料が高くなることがないのも大きな理由です。
こうしたことから軽自動車は普通自動車よりも保険料を安く抑えることができます。
とはいえ保険の加入の仕方によっては軽自動車でも高額の保険料になってしまうことはありますので、自分に必要な補償はどんなものか、それをカバーしてくれる保険はなにか、最終的な保険料はいくらになるのかをしっかりチェックしながら保険選びをすることが大切です。
補償を手厚くすれば安心なのは間違いありませんがその分だけ保険料も高くなってしまいますので無駄を省くことがポイントです。
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