外資系の保険会社の割安感
1998年に、日本では保険が完全に自由化されました。
それ以来、外資系の保険会社が多く参入してきており、今ではゴールデンタイムでも外資系の自動車保険会社のCMをよく見掛ける様になりました。
実際に自動車保険を比較していくと、外資系の保険会社の割安感が目に付く事でしょう。
外資系の自動車保険はメリット
日本では、終身雇用のシステムの弊害か、海外と比較すると人材の育成が非常に遅く、その分費用が掛かってしまいます。
例えばアメリカでは、二週間前に退職の希望を告げれば会社側はそれを拒否する事が出来ないので、抜けた穴をすぐに埋められる様、教育もシステム化しています。
接客がマニュアル通りで良いのかと言えば賛否両論あるかと思いますが、コスト削減という意味ではこれは大きな成果を発揮し、実際に外資系自動車保険の安さの一つの理由となっています。
パソコンなどをお持ちで、とにかく自分に合った安い自動車保険を探したいという方にとって、外資系の自動車保険はメリットの多い選択肢と言えます。
対してデメリットはあるのか?
しかし、そんな外資系自動車保険も、メリットばかりではありません。
外資系の自動車保険会社によるダイレクト保険の多くは、インターネットのみでご自身や加入したい車両の情報を入力しなければいけません。
インターネットが得意な方なら問題はありませんが、少し不得意な方であれば、ちょっとした間違いに対して虚偽申告の疑いがかけられるという心配もあります。
こういった事は直接対面する代理店では起こりにくいですし、万が一間違いがあっても、しっかりと確認しなかった営業担当の責任という事で特に加入者側で問題になる事はないでしょう。
そして最も心配される事は、代理店を介さずにインターネットなどで外資系のダイレクト保険から加入した場合、保険会社の方と直接話し合いを行わなければいけない事です。
代理店の場合、顔の知れた営業担当に大まかな事情を伝えれば、代理店が保険会社に交渉を行ってくれる場合がほとんどです。
万が一の時の保険ではありますが、その万が一の時に、実際には戸惑うというケースが多い様です。
全体的な印象として、これまでご説明した様に、安さというメリットに対して、最近ではだいぶ減ってはきましたが、サポートに若干の不安が残ると感じる方が多い様です。
保険に詳しくなく、補償内容がわからなく不安でしたら、電話で担当者と話しながら決めてもいいかもしれません。
補償内容をご自身で決めることができるなら複数の会社に1度の入力で保険料の見積もりができるサイトを使う方法も保険料の節約を考えたら有効です。
ちなみに外資系の保険会社しか通販型のダイレクト保険は扱っていないんですか?
ダイレクト型(通販型)=外資系とは一概には言えなくなっています。
外資系と同様に国内の保険会社のダイレクト保険もリーズナブルなので、一括見積もりサイト等で保険料を比較してみるといいでしょう。
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