等級は保険会社を変更した場合でも引き継ぐことができ、せっかく上がった等級を無駄にすることはありません。
ただし、別の保険会社の保険に変更する時にはいくつか注意しなければいけないこともあります。
等級を継続できる種類
まず、基本的なルールとして等級を継続できるのは民間の保険会社、共済、農協の3つに限られています。
たとえば組合による保険に変更するとなれば等級はリセットされることになります。
さらに保有車両数が9台以下であることという条件もあります。
満期日には気を付けよう
7日を過ぎると等級がリセットされてしまいます。
次に気を付けたいのが満期日です。
他社の保険に変更する場合、従来加入していた保険の満期日から7日以内に変更の手続きを済ませなければなりません。
7日を超えてしまうと等級の継続ができなくなり、やはり等級のリセットということになります。
保険会社によっては7日の猶予がなく、満期日を過ぎた時点で等級リセットというケースもありますので保険の変更をする場合は事前に等級の継続について確認しておくことが重要です。
各保険会社によって対応が違うこともある、このことも覚えておきましょう。
また、7日の猶予がある場合も時間的にはそれほど長い期間ではありませんのでできるだけ早く変更手続きは済ませてしまうのが基本です。
等級割引継続申請方法について
等級割引継続のための申請方法についてですが、こちら側で何か特別なことをする必要はありません。
上記の条件さえ満たしていれば自動的に等級は継続されていきますので変更の手続きさえしっかり行えば問題ありません。
ただし、変更手続き時に過去の事故歴、つまり保険を利用したことがあるかどうか、等級が上がったのかどうかを聞かれます。
自己申告になりますので事故なしと答えることもできますが、結局こうしたウソはすぐにバレてしまいます。
ウソだとわかれば等級は本来のものに訂正され、当然追加で保険料を支払うことになります。
ウソを付かずに申告するようにしましょう。
また、等級が5等級以下の場合は変更ではなく新規の契約でも等級が継続されます。
これもやはり保険会社同士で情報を共有していますのでこちらではどうしようもありません。
等級が6等級以上の場合、新規だと等級がリセットされてしまい損をすることになりますがその逆なら新規の方がお得ということもありません。
等級は保険料に関わる項目ということで保険会社も非常に厳密に管理をしています。
その分保険変更による継続も簡単になっています。
安い保険会社を見つけるにはどうしたらいいですか?
時間をかけずに各保険会社の保険料を比べることができます。
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