2015年の4月1日以降に登録された軽自動車の自動車税が今までの7200円から1万800円に値上がりしたので、それ以前に登録された中古の軽自動車の人気が高まっています。
ただ、それだけでどちらがお得だと言える話ではありませんし、トータルで見れば新車の方がお得なケースもあります。
ただしどちらかと言えば中古車の方が一歩リード、お得な買い物になるかもしれません。
新車と中古車の比較
軽自動車税が上がったと言っても以前と比べて数千円の違いでしかないし、同じ条件の契約内容で比較しても微々たる差しか出ません。
ただし中古車の方が軽自動車税の分と車両保険の分が安くなるので、金額の大小は別としてお得なのは中古車になります。
それに古い車は保険料の影響で更に安くなる事がありますから、新車市場と中古車市場を比較するとやっぱり得をするのは中古車だと言えます。
もし20%増加されると12,900円の税金がかかる事になり、6,000円近く上がってしまうことになります。
ここまで税金が上がってしまうと中古車が必ずしもお得とは言えません。
もしかしたら新車の方が安く済む場合も考えられますから、登録からかなりの年数が経過した中古車を買う時は注意するようにしましょう。
お得の価値観について
車を購入する上で、軽自動車税のアップをどう捉えるかでお得の価値観が変わります。
新車にしても中古車にしても車を買うにあたって3000円程度の差は誤差の範囲と考える人だっています。
それに中古車の方が数千円お得だから中古車を買う、みたいに少しの差で中古車を買う方法もナンセンスと言えるかもしれません。
本当に1円でも多く切り詰めたい方にとっては新車登録から13年以下の車を選べば限界まで予算を縮め、お得な買い物ができるでしょう。
ただし数千円くらいは誤差の範囲と考えて車を買う場合は、予算の中で買える物があれば新車を買った方が得です。
最近は「中古車がお得!」という宣伝文句を頻繁に聞きますし、確かに軽自動車税がアップしたので中古車はお得になりました。
しかし敢えて言うなら、中古車の方が比較対象によっては「少し」得になるけど、数万円や数十万円の規模で大きな得をするほどの差は無いと言え、さらに燃費に関しては日々進歩しているので、新車の方が燃費がいいケースが多いでしょう。
他にも少しでも車の維持費を安く抑えたいなら、今加入している任意保険を見直してみるのも1つの方法です。
同等の保険を最安値で見つけることができる一括見積もりを使えば簡単に比較することが可能です。
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