20歳以下で自動車保険を安く抑えるコツとは

お役立ち知識集
Pocket

20歳以下で免許を取ったばかりの人は、通常設定よりも自動車保険が高いです。はたして20歳以下でも自動車保険を安く抑えるコツは何かあるのでしょうか。

はな さん
車の運転免許を取得したので、任意保険に入ろうとしたのですが、思っていたよりも保険料が高く感じました。

保険料を安くする方法はあるのでしょうか?


あかり さん
年齢を変えることは出来ませんが、乗る車を変えたり自動車保険の補償内容を変えたりすることによって、保険料を安くすることは可能です。

どんなポイントを意識しながら、自動車保険を選んでいったら良いのかを解説していきます。

20歳以下の自動車保険を安く抑えるコツ

免許を取ったばかりの初心者の時期は、車の運転に慣れていないので事故を起こしてしまいがちです。

大きな事故ではなくても、車庫入れの時にこすったり、止まっている自転車などにぶつけてしまったりする事が少なからずあります。

そのたびに自動車保険を使って車を修理していては、次の年の保険料が高額になってしまいます。

少しくらい傷が付いても気にならない中古車を選んで乗るというのが、自動車保険を安くするコツとも言えるでしょう。

はな さん
最初から新車や高級車に乗らずに比較的安い車に乗るようにすればいいんですね。

あかり さん
そこまで車両価格が高くない中古車なら、ある程度傷が付いても、保険を使って直さなくても良いと考えやすいですし、車両保険の設定金額を低くすることで自動車保険料を抑えられるでしょう。

軽自動車を選ぶ事も保険料を安くするコツです。なぜなら、軽自動車の任意保険料は普通車よりも安くなるからです。

中古車を買う時に、軽自動車と1000ccや1500ccのコンパクトカーを買うか迷う時には、自動車保険料が安くなるのは軽自動車と覚えておきましょう。

少し古めの中古の軽自動車を買い、車両保険を付けないだけで、かなり自動車保険料を抑えることが出来ます。
保険料を抑えるためには、運転に慣れてきた頃に本当に乗りたい車に乗るのが良いかも知れません。

はな さん
保険料を抑えるのに軽自動車は最適なんですね。

どんな補償内容にしたら良いの?

はな さん
具体的にどんな補償内容を選択すると、保険料を安くしつつも必要な補償を受けられるのでしょうか?

あかり さん
対人賠償保険と対物賠償保険は無制限にしつつ、弁護士特約、ロードアシスト特約を付け、使用目的を限定するようにしましょう。

まずは対人賠償保険と対物賠償保険は、必ず無制限にしましょう。

相手がいる事故を起こしてしまい、相手側に重度の障害を負わせたり、相手が死亡した時などは補償額が無制限でないと対応することが出来ません。

事故を起こした相手が高額な外車に乗っていたり、自損事故でも誰かの家に突っ込んだりした時には、補償額が無制限なら全ての費用を賄うことが可能なのでひとまずは安心です。

20歳以下で免許を取ったばかりの人は、やはり事故のリスクが高くなります。

弁護士特約を付けたりロードアシスト特約などを付けたりすると良いでしょう。

車の使用目的が旅行や買い物だけなら、使用目的を限定することによって保険料を安くすることも出来ます。

知っておきたいお得情報

20歳以下で自動車保険を安く抑える為に知っておきたいお得情報は、親の等級引き継ぎを利用する事です。

親からの等級を引き継ぐという方法も、保険料を安く抑えるコツです。

はな さん
親から等級を引き継ぐなんてことができるんですか?

あかり さん
親と同居していることが条件になりますが、等級を引き継ぐことは可能です。

親の等級が高いなら大幅な保険料の節約につながります。

新規に自動車保険に加入した場合は6等級からのスタートになりますが、親がすでに高い等級で設定されていると、等級設定を子供に引き継ぐことが出来る事があります。

等級が高くなればなるほど、年間の自動車保険料が安くなるので、20歳以下の人は親からの高い等級を引き継ぐと良いでしょう。

仮に親が高い等級設定で保険を契約しているなら、等級を引き継ぐことによって半額近くまで、通常の保険料より安くすることが可能になります。

また親からの等級を引き継ぐには、親と同居していることが条件となりますので覚えておいてください。

もし親と同居していないなら、車は購入せずに親の車を借りるだけにして、親の自動車保険の搭乗者追加特約を付けるやり方も保険料を安くするために役立ちます。

いずれにしても、両親の保険が6等級以上で無ければ、この方法は効果を発揮しません。

傷害保険をよく考える

自動車保険の金額を安くしたい時に、傷害保険の内容をよく考えることは大切です。

傷害保険には人身傷害保険と搭乗者傷害保険の2つがあります。

しかし人身傷害保険と搭乗者傷害保険の補償内容が重なるので、人身傷害保険だけを選ぶ事が可能です。

基本的に搭乗者傷害保険は、人身傷害保険の足りない補償を補うための保険で、契約内容から外したとしても大きな痛手にはなりません。

人身傷害保険の保障額をどの程度にするか悩むところですが、最低限の補償額で大丈夫でしょう。

事故を起こした際には、自分の保険だけではなく相手側の保険からの補償もなされます。自分の保険の補償額と相手側の保険金を合わせれば、基本的な人身傷害に関係する費用を賄うことは可能です。


20歳以下の自動車保険を安く抑えるには、保険内容を詳細な部分まで考えていくことが必要です。車両保険や傷害保険の内容を、精査する事が大切になります。

購入車両を決めたり、等級引き継ぎを使ったりすることも自動車保険料を安く抑えるコツです。

契約する自動車保険の内容を細かく設定しながら、幾つもの保険会社の商品を比較するのは簡単ではありません。

はな さん
多くの会社の保険料を簡単に比較する方法はありますか?

あかり さん
自動車保険一括見積もりサービスを利用すれば、一回の入力作業で、幾つもの保険会社から資料を取り寄せたり、見積もりをしてもらったりすることが出来ます。

20歳以下の方は保険料が高額になってしまうからこそ、自動車保険一括見積もりサービスを利用して少しでも保険料を安く抑えるようにしていくのも良いでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました