自動車事故はスピードを飛ばしたり安全運転への規範意識が低い方だけが引き起こすものではなく、事故が起きやすい場所や時間帯などもありますので、そのあたりの知識を蓄えておく事も自動車事故を起こさないために重要になります。
事故が起きやすい場所はどういう所があるか?
まず事故が起きやすい場所についてですが、全国の都道府県で見た時に地域性については顕著に現れており、車の数が多く密着している東京都が交通事故数が第一位になるかと思いきや、実は愛知県が発生数が多い場所として第一位にランキングされています。
なぜ愛知県で事故が起こりやすいのか、これについては当地にお住まいの方であればよく理解しているのですが、いわゆる名古屋走りでは信号無視・速度超過・ウィンカーを出さない車線変更・車線またぎ・右折フェイント・早曲がりなどを始めとする様々な交通違反やマナー違反が日常的に行われている実態があります。
もちろんすべての方がこうした運転をしている訳ではありませんが割合としては非常に多く、事故の発生を誘発しているのです。
またそれ以外の一般的な地域の事故に関しては、人や車が多い市街地ではなくやや閑散とした非市街地での事故が多くなります。
- 市街地での事故は主に交差点で発生しやすいのですが、一方で非市街地の場合は気が緩みやすく車のスピードを出しやすいことから一般道で事故が発生するケースが非常に多く、速度規制をしっかりと遵守する事が求められます。
- 夕方から夜間に掛けては全事故数のうち1/4件と非常に多くが集中している実態があります。
事故が起きやすい時間とは
続いて自動車事故が発生しやすい時間についてですが、実は全国の統計を見るとおよそ25%が16時~20時までに間に発生しており、
原因としてはやはり日が暮れて周囲の見通しが悪くなる点が挙げられ、特に夕方の場合はそれまでの明るい風景とは打って変わり影になる部分が多く生じるようになり、さらに郊外に向かうと照明がない道路も多く存在しますので危険度は増す事になります。
こうした時間に外を出歩く場合は、事故を回避するためには歩行者や自転車の運転手などは光を反射しやすい素材を身体や車体に取り付けたりライトを点灯させることが非常に重要になります。
その一方で車の運転手の場合はより注意深く周囲を見て事故に繋がるような楽観的な予測をしないための~かもしれない運転を心がけ、また必要に応じてライトの上下切り替えを行なう事もまた重要になります。
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