車両保険の是非

お役立ち知識集
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自動車保険に加入する時に、永遠の命題と言っても良いのが、車両保険に加入すべきかどうかです。
車両保険とは事故を起こした時に、自分の車に対する補償のついた保険のことで、加入すべきという人もいれば、反対に加入しなくてもいい、という人もいて、どちらにするか頭を悩ませる人も多くなっています。
また、車両保険に加入するかどうかで保険料に大きく影響を与えるものでもあるので、保険料の節約にしても判断が難しいところだと言えるでしょう。

保険料の高さ

では、実際にどの程度の人が車両保険に加入しているかと言うと、少し前のデータですと、任意保険における普及率として数字が出ているのですが、それによるとおよそ4割強ほどの数字となっています。
対人賠償・対物賠償については7割強となっているので、およそ半分程度の数字だと考えて良いでしょう。
車両保険の普及率が低いのはやはり保険料の高さが大きな理由だと考えられており、補償内容や車種によっては保険料が2倍程度異なってくることもあるそうです。

そうした現状を踏まえて、近年では車両保険にも2つのタイプが提供されるようになっています。一般車両保険とエコノミープランと呼ばれるものですね。

総合的に判断

一般車両保険の場合、いわゆるオールリスクの補償となっています。
車対車の事故だけではなく、自損事故であったり、自然災害による破損などにも対応していることから非常に補償の範囲が広く、その分保険料も高くなっているのです。
対するエコノミープランの場合ですが、こちらは補償内容を限定したものとなります。
各保険会社によって様様なタイプがあるのですが、車対車の事故に限ったものが基本です。
そこに、いくつかの補償をプラスすることもできるようになっていて、補償範囲が狭くなる分保険料も安くなります。

一般的な場合ですが、車両価格が高い自動車を所有している人などは車両保険に加入するケースが多いそうですね。
反対に、古い自動車に乗っていて、乗りつぶすような場合は車両保険に加入する必要はないと言えるかもしれません。

自分の自動車の価格、そして、修理費用などのリスクも加えて、総合的に判断していく必要があるでしょう。

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