車の維持費は使い方や車種によって平均を出すのは難しいし、全体的な相場の平均を出してもあまり参考程度にしかならないかもしれません。もちろん維持費には保険料も絡んできますが、維持費を極限まで抑えるならガソリン代など諸々のお金を含め、無駄を省いていかないと維持費を削減する事は出来ないでしょう。
車の維持費について
保険料を見直して維持費を減らす、という話の前に基本的な維持費について少しおさらいしましょう。維持費と言えばガソリン代と駐車場代がネックになり、ガソリン代に限っては安いスタンドを探すくらいの努力しか出来ないでしょう。また、駐車場代もガソリン代同様安い場所を探す、というごく当然の方法だけに限られています。
他にもオイル交換やタイヤ交換なども維持費の一つで、これらを節約するのは簡単な事ではなく、雪の降る地域に住んでいるなら冬に夏タイヤで走る訳にもいかないでしょう。これらの事を考えてみると、
車の維持費とは節約するのが困難だから結局維持費がかかる事になり、やはり維持費の問題において重要になるのが保険料になります。
車の維持費と自動車保険について
車の維持費と自動車保険の関連性を語るには燃費の良い車や軽自動車が鍵になります。燃費の良い自動車を使えばガソリン代が安くなるから、保険の問題はあまり関係無いんじゃないの? と思うかもしれません。昨今の風潮としては燃費の良い車全てが保険料も安いというイメージが付きまとっていますが、必ずしもそうとは限らないからです。
まず車の保険料は型式別料率クラスという指標で決定され、これは車によって事故リスクを9段階で分けたもので、事故リスクが高い車ほど段階は高くなります。そして1段階、2段階と数字が上がるにつれて20%ほど保険料がアップする訳で、事故リスクの少ない1段階と事故リスクの高い9段階では保険料に大きな違いが生まれるのです。
今言った通り燃費云々の問題で保険料が上がったり下がったりする訳ではありません。極論を言えば、燃費が良くても型式別料率クラスで9段階の車を買ったら保険料が一気に跳ね上がってしまうのです。
ですから
車の維持費を節約するにあたって一番節約しやすい保険料を実際に節約するには、燃費の良い車よりも事故リスクの低い車を買った方が良いという事になります。
燃費の良い車は確かにガソリン代が安くなるけど、型式別料率クラスによって保険料が跳ね上がる可能性もある。という事も頭に入れて車を選べば、燃費と保険料を節約して結果的に維持費の削減に繋げられるでしょう。
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