保険料が1番安い自動車保険会社は?比較する際のポイントとは

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自動車保険は、保険会社によって保険料の差がかなりあると言えます。

補償の内容がほとんど同じであったとしても、保険会社によって数万円の差があるようなケースも珍しくはありません。

自動車保険の保険料は、車種や運転者の年齢その他条件によっても全く異なり、実際に個別の見積もりを出して見なければ、はっきりとした金額は浮かび上がって来ません。

ですからなるべく安い自動車保険に入りたいと思うのであれば、複数社の見積もりを取ってみるという事が必要と言えるでしょう。

はな さん
複数の自動車保険会社に見積もりを出してもらい、一番安い会社に加入しればいいんですよね?

あかり さん
出してもらった見積もりの中から、一番安い自動車保険を選べばそれで良いかと言えば、そうとも言い切れない部分があります。

はな さん
えっ?!

どういうことですか?


あかり さん
というのも、例えばなんですが、補償の内容は全く同じであったとしても、事故対応やロードサービスの内容などに差があるケースもあるんです。

はな さん
そうなんですね。

安さだけではなく、細かい内容もチェックするようにした方がいいんですね。


あかり さん
そのとおりです。

ですから保険を選ぶ時には、安いというだけではなくて、自動車保険にとって大切なポイントを押さえているかという点にも注目するようにして下さい。

こちらでは、どのようなポイントを見て比較すれば良いのかを、整理してみたいと思います。

保険料と補償内容は条件を揃えて一括見積りで比較

まず保険料を比較するには、同じ条件、同じ補償内容で複数社の見積もりをとってみましょう。

はな さん
見積もりを複数取るのにいい方法はありますか?

あかり さん
ネットで申し込みを行うダイレクトタイプの自動車保険であれば、ネットで見積もりを取ったり、一括見積もりサイトを利用すれば複数社の見積もりを一度に取る事ができるのでおすすめです。

保険会社によっては、年齢の区切りなどが異なっていて、全く同条件では比較できないケースもありますが、できるだけ条件を揃えることによって、保険料を正しく比較できます。

年齢は基本的に高くなるほど保険料は安いという事になりますが、どの程度安くなるかは保険会社によって違います。それは見積もりを比較してみないとわかりません。

また保険会社によっては自動的に付帯される特約などがあり、一見同じような補償内容に見えても細かい点で異なる事もあるので、よく注意して確認する必要があります。

弁護士費用特約を例に挙げると、弁護士に示談交渉を依頼した際の費用を補償してくれるというくらいの認識かもしれませんが、保険会社によって法律相談の費用も示談交渉の補償額に含むケースとそうでないケースがあったり、事故で入院した時のみに使用できるというケースがあったりと、細かいところに差があるのです。

はな さん
保険会社によりまちまちなんですね。

あかり さん
ですからひとつひとつの特約についても、詳細を確認してから加入するようにしないと、後でこんなはずではなかったというような事にもなりかねないので、注意が必要です。

ロードサービスも保険会社によって内容が異なる

どこの保険会社の自動車保険にもほぼ付帯されているロードサービス。

どれも同じように見えるかもしれませんが、実はその内容に違いがあります。

あかり さん
実際には以下のような違いが見られますので、注意して比較してみて下さい。
  
レッカー搬送距離会社により無料で搬送できる距離に違いがあります
30Km~100kmの会社が多いです
保険会社指定の工場へのレッカーは無料の会社がほとんど
(JAFは15kmまでが無料)
ガス欠の際の給油についてガソリン代が無料の会社と有料の会社があり、10ℓ補充してくれます
利用できる回数は保険期間中に1回
1年目はガソリンが有料で2年目は無料になる会社もあります
宿泊、移動に関する費用帰宅するのに別の交通機関を使った際の費用や、帰宅できずに宿泊した場合の費用の補償は保険会社ごとに異なります
カギ閉じ込み時のカギ開け無料の会社がほとんど
かかった時間によっては有料になる場合も

事故対応などのサービスの違い

万一事故が起きてしまった時、どのような対応をしてくれるかが、自動車保険の真価が問われる場面と言えます。

サービス面の違いというのは、なかなかその時になってみないとわからない部分ではありますが、得てして大切なポイントでもあります。

保険会社のHPや案内を見ると【24時間365日事故受付】と言った謳い文句がよく見られます。
これは今ではどこの保険会社でもやっているサービスと言えます。

しかし、この言葉だけではわからない事もあります。

はな さん
どういうことですか?

あかり さん
事故受付と事故対応の違いです。

事故の連絡の受付は24時間365日やっていても、実際事故の対応も24時間365日やってくれるかと言うと、それは保険会社によって違ってくるのです。

ですから事故受付ではなく、事故対応について比較する必要があるのです。

例えばアメリカンホームの自動車保険だと、平日休日にかかわらず、21時までに受け付けた事故はその日のうちに対応しているようですが、このポイントにおいて他社では17時までとなっているところもありました。17時よりは21時まで対応してくれるほうが、安心感は大きいと思われます。

また24時間365日事故受け付けが可能だとしても、肝心な事故対応は翌営業日になるという会社もあります。

その他にも事故の際、専任の担当者が付くか、チームでの対応になるかでも違いがあります。

事故の際にスタッフが現場まで駆けつけてくれるというサービスを行っている保険会社も中にはあります。

その場にスタッフが来てくれることで安心感を抱く加入者の方もいるかもしれません。

このような対応についても比較してみるポイントになると思います。

申し込みは代理店タイプかダイレクトタイプか

自動車保険には、従来型の保険会社の代理店で申し込みをする代理店タイプと、ネットなどを使って申し込みをするダイレクトタイプの二通りがあります。

補償の内容には影響はしませんが、保険料や加入までの流れは異なって来ますので、どちらがよいか考えるポイントとなります。

 メリットデメリット
代理店タイプ・わからないことは対面で説明してもらえる
・担当者が様々な対応をしてくれるので安心感が高い
・代理店を間に挟むために保険料が高くなる
・保険知識に乏しい代理店も中にはある
ダイレクトタイプ・何と言っても保険料が安い
・WEB上で手続きが可能で手軽で簡単
・補償内容等、自分で保険を選ばなければいけない
・代理店タイプよりも加入の審査が厳しい場合がある

あかり さん
上記の表は代理店タイプ、ダイレクトタイプのメリット・デメリットになります。

はな さん
それぞれに特色があるんですね。

同様の補償内容で代理店タイプとダイレクトタイプ両方の見積もりを取ってみて、保険料にどれくらい差があるのか、確認してみようと思います。

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