最近、海外を中心に日本でもテレマティクス保険という保険が普及し始めています。
保険料を安く抑えることにもなると言われるテレマティクス保険なのですが、名称からはどんな保険からわかりにくいものです。
これから、普及していくと予想されるのでどんな保険なのか、以下で解説していきますね。
テレマティクス保険とは?
テレマティクスという単語は通信を意味するテレコミュニケーションと情報工学を意味するインフォマティクスを組み合わせた造語です。
余計にわかりにくくなってしまいそうですが、通信と情報を活用することで保険をより便利にしようという目的で作られました。
テレマティクス保険の最大の特徴はリアルタイムに情報を収集しそのデータを保険料決定の参考にする点にあります。
車のカーナビやドライブレコーダー、最近ではスマートフォンを利用して車の走行距離や運転者の癖などを判断し、これらの情報から事故のリスクを算出することができます。
メリットとデメリットについて
車の運転状況や走行距離はドライバー1人1人でまったく違ってます。
ですが従来はこうした違いを保険料の算出に反映することは難しく、あらかじめ走行距離や運転者の年齢などを設定しておくことで自分の状態にもっとも近い保険を選び、そこから保険料を適切なものにしてきました。
ですがテレマティクスではリアルタイムに情報を収集することができるため自分にぴったりの保険料を簡単に算出することができます。
運転データも個人情報と考えるなら個人情報が筒抜けと言えますのでこの点はデメリットとして考えられるかもしれません。
また、すでに等級が高い、できる限り保険料を抑えているなどの理由で保険料が安くなっている場合、テレマティクス保険にしても思ったほど保険料が安くならないケースがあります。
無制限に保険料が下がるわけではありませんからどうしてもこうした状況が生まれてしまいます。
とはいえテレマティクス保険は今後さらに広がっていくと予想されています。
今のうちからテレマティクス保険について把握しておくことは大切でしょう。
同じような補償内容で最安値の会社を見つけたい時にとても役に立ちます。
「少しでも保険料を抑えたい」ということでしたら、無料で利用できる一括見積もりサービスは大変おすすめできます。
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