自動車事故はその大小に関わらず人生の中でそう滅多に経験するものではないのですが、平成25年中には全国で年間に629,021件も事故が発生しており、その中では4,373人の方がお亡くなりになられていますので、いつどこで遭遇するかは分かったものではありません。
万が一にも自動車事故が発生した時には気が動転して正常な判断ができなくなる事も往々にしてあるのですが、自動車事故が起きた時にどのような対応の仕方がポイントになるのでしょうか。
事故現場での対応について
まず対応の仕方としてポイントになるのは自身と相手方の安全を確保する事で、特に交通量が多い場所や高速道路など車が速いスピードで走行している場所の場合はすぐに行動する必要があります。
- まず事故現場で車外に出ている人や横たわっている人がいれば安全地帯に退避させ、特に怪我人がいた場合は救急車を呼んだり近くの病院まで搬送するなど状況に応じて救護を行なう事が重要になり、消防への通報と同時に警察にも事故の一報を入れる事になります。
- 保険会社への連絡によりレッカーを依頼したり最寄の修理工場を手配してくれるなど様々頼る事ができますので、事故現場で速やかに連絡を入れることがお勧めされます。
通報に際してはどのような事故か・現場の場所・怪我人の有無などについて正確に伝える必要があり、場所については住所や番地などが分かりにくい事もあるのですが周囲を見渡し近くの建物や通りの名前を確認したり、電柱に記載されている番号を伝えるのでも良いでしょう。
ただそうした目印が皆無な場合でも、警察は通報があった携帯電話の場所を正確に探知する事ができますので、特段に焦る必要もありません。
また現場では事故車両や壊れた部品などが道を塞ぐと二重事故を引き起こしたり渋滞を引き起こす事もありますので、ご自身や搭乗者または事故の相手方などと協力してどかしたり、また事故時は周囲の歩行者や車が手助けしてくれることもありますので協力して車を押して移動させたり部品の回収を行いましょう。
なおこの際に相手方に問題がある事故であればそれを客観的に証言してくれる人を確保しておいた方が有利になる場合がありますので、周囲の目撃者にお願いして警察に証言してくれるよう依頼しておく事も重要になります。
保険会社への連絡に関する知っておく事
続いて自動車事故の対応の仕方としてポイントになるのは保険会社への連絡で、消防や警察に連絡した後にはできるだけ早い段階で保険会社にも事故の一報を入れておくと良いでしょう。
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