自動車保険は万が一の時に備えるためにも重要で、是非とも加入しておきたい保険です。
ですが、ここで問題になるのが保険料で、経済的な負担にもなりますから少しでも安くしたいと考えている方は多いはずです。
保険料を安くする方法としては無駄な保険や特約は省く、年齢条件や運転者限定を利用することで保険料を抑えるなどがありますが、実は保険証券の発行を省くことでも保険料を安く抑えることが可能です。
少しでも安くしたいという時は検討してみましょう。
そもそも保険証券とは?
保険証券は私達契約者と保険会社が合意のうえで契約を交わしたことを証明する書類で契約書のようなものです。
この書類があることで契約をした事実と、契約の内容が保証されているとも言えます。
通常は契約が成立した段階で保険会社が作成し、契約者に交付しますので現在自動車保険に加入している方の大半は保険証券を所有していることになります。
また、実際に保険を利用する時や解約払戻金を受け取る時、契約内容を変更する時にも必要になり、非常に重要な書類となっています。
保険証券の発行を省いて保険料節約
最近になって一部の保険会社では保険証券の発行を省く特約を扱うようになりました。
一部の保険会社というのは具体的に言うとインターネット型、通販型と呼ばれる保険会社のことです。
こうした保険会社では保険の契約内容などをすべてコンピュータで管理しており、契約者もインターネットを利用していつでも内容を確認できるようになっています。
そのため必ずしも保険証券が必要とは限らず、契約者が紙媒体での保険証券を必要としないなら発行を省くことができるのです。
保険証券を作成するにも作業のための費用や発送のための費用などがかかり、これらは保険料の中に組み込まれています。
つまり保険証券の発行を省くことで経費を削減し、その結果として保険料を安くすることができる仕組みです。
割引の額については500円ほどでそれほど高いわけではありませんが、その他の方法と合わせて節約を図れば保険料を大幅に引き下げることも不可能ではありません。
すべての保険会社でこうした対応をしているわけではありませんので保険会社選びがポイントになってきますが、扱っているのが元々保険料の安いインターネット型の保険会社ということでさらなる保険料の節約が期待できます。
当然ですが保険証券を発行していなくても保険はしっかり利用できますのでその点に関する心配はまったくありません。
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