対物臨時費用特約とは

かんたん用語解説
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自動車任意保険にはさまざまな種類の特約がありますが、本人がその種類をよく理解していないために、本来ならその人にとっては意味のある特約を付けていないということがあります。
また、せっかく特約を付けても、その特約内容を本人が理解しておらず、請求できる場面でちゃんと請求していないということもあります。
ですから任意保険に入る前にそれぞれの特約の種類と内容を確認しておき、きちんと理解して納得したうえで入るようにしましょう。
特約内容がちゃんと理解されていない、また請求できるのにしていないことが多いものには、対物臨時費用特約があります。

対物臨時費用特約の役割

対物臨時費用特約とは、対物賠償保険における付加的な保険特約の一つです。

  • これは対物事故を起こした際に、相手の被害者に謝罪として持っていくための菓子折り代などの費用を補償してくれる特約です。
  • 菓子折り代だけではなく、花代、交通費の補償も可能であり、相手方へのお詫びのためのいわば臨時費用として支払われることになります。
    これもれっきとした保険特約ではありますが、補償額が決して大きくはないため、見過ごしている人も多く、請求できる状況で請求していない人も多いといわれます。

    仮に補償額が少なかったとしても、手続をすれば少なからず補償額が得られるので、特約を付けた人は適用できる状況がきたら、必ず手続を行うようにしましょう。
    また、特約を付ける前に、特約内容について詳細まで把握しておくことも必要です。

    代理店型よりダイレクト型が安い

    ところで、対物臨時費用特約があるところなら、どこに任意保険でもいいというわけではないでしょう。
    同じ内容の補償額であれば、できるだけ保険料は安いところにしたいと思うはずです。
    自動車保険はいくつもあるので、どこが一番やすいか調べるのは容易ではありませんが、無料の一括見積を使えば簡単に分かります。
    自動車保険の一括見積はインターネットや保険会社の窓口などで利用できますが、最短数分で複数の会社の保険料を知ることができます。
    保険選びは安さだけが基準になるわけではありませんが、安さも大きな判断基準です。

    • 特に安さに関しては代理店型よりダイレクト型のほうが強いので、ダイレクト型を中心にリサーチしていけば、業界差安値に出くわすことでしょう。
    • 代理店型にも安いところはありますが、店舗の施設運営費や人件費にコストがかからないダイレクト型のほうが、価格競争では有利なのです。
      この点は安い自動車保険を見つけるうえでのポイントになりますので、ぜひ覚えておいてください。

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