自動車保険の車両料率クラスとは何ですか?

お役立ちQ&A
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自動車保険に加入するとき、考えておかなければならない問題の一つに「車両料率クラス」というものがあります。

車両料率クラスはダイレクト型で契約している方はよくご存じかもしれませんが、代理店型で契約している方はあまり知らないかもしれません。

はな さん
車両料率クラスって何ですか?

あかり さん
簡単にいえば、それぞれの車において、事故を起こしたときにかかる修理費用の大きさをクラス分けしたものです。

事故を起こしたとき、修理費用が多くかかる車は数字の大きい車両料率クラスになり、修理費用が少なくて済む車は車両料率クラスの数字が低くなります。

自動車保険に加入するとき、また契約し直すときは、この車両料率クラスのことを念頭において契約しなければなりません。

なぜなのでしょうか?

過失が少ないのに賠償金支払いが大きくなることも

もし自分がどこかで事故を起こして相手の車が高級車だった場合、仮にこちらの過失割合が少なかったとしても、こちらのほうが相手に多く賠償金を支払う羽目になることもあります。

ここに、さきほど述べた車両料率クラスが関係してきます。

つまり、高級車や年代車というのはそれだけ修理費用が高額になることが予想されるので、車両料率クラスがあらかじめ高くなっています。

それだけ損害額が多くなるわけですが、過失割合ではこちらのほうが低いのに、損害額の負担ではこちらのほうが多くなってしまう結果になるのです。

この点を考えると、保険に加入する場合、車両料率クラスというものがとても重要な要素を占めるということがお分かりになると思います。

だからなるべく高級車とは事故を起こさないようにしなければならないというのではなく、日頃から万が一に備える必要があります。

はな さん
備えるとはどういうことですか?

あかり さん
備えるというのは、自分が入る保険のコストを安く抑える努力をするということです。

以下で説明しますね。

ダイレクト型で保険料節約ができる

例えば、毎月支払う保険料を安くすることができれば、その分を万が一の事態に備えて個人的に積み立てておくことができるでしょう。

自動車保険というのは実際に比較をしてみれば分かりますが、保険料の高いところもあれば安いところもあります。

はな さん
同じ様な補償内容でも保険料は変わってくるんですか?

あかり さん
そうなんです。

同じ補償内容でありながら保険料に差が出ることもあります。

特に、店舗を持たないインターネット型の自動車保険はとても安いことで知られています。

いわゆるダイレクト型とも呼ばれていますが、代理店を介さずに契約できるタイプなので、一般的なタイプに比べて余分なコストがかからない分低料金を実現させることができています。

ダイレクト型に加入して保険料を節約すれば、浮いた分を将来のために貯蓄しておくことができるようになります。

はな さん
ダイレクト型の自動車保険の方が代理店型よりも保険料が安いんですね。

あかり さん
その傾向にあります。

その中でもさらに安い会社をお探しでしたら、一括見積もりサービスを使って保険料を比較してみるといいですよ。

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