事故などで損害を受けた場合、治療費や修理費などを保険金から支払うことができます。
そのためにもまずは保険金を受け取る必要があるのですが、事故発生から保険金受け取りまではどのような流れになっているのでしょう。
事故に遭うこと自体がそう多くないものですので、この点について意外と知らない方が多いようです。
事故後の対応としては非常に重要な流れになっていますのでしっかり確認しておきましょう。
事故発生から保険金支払いまでの流れ
まず、事故が発生したら速やかに保険会社へと連絡をします。
保険会社は事故の連絡を受けてその事故が保険金の支払いの対象となっているか、つまり補償範囲内の事故であるかを確認し、対象となっていれば事故の詳細について確認していきます。
この段階で被保険者である私達に保険会社の方から今後の流れや必要になる書類、どのような補償になるのかの説明があります。
その後、保険会社は相手方の保険会社と示談交渉をし、示談が成立すれば具体的な保険金の支払額を計算していきます。
示談が成立するまで具体的な額を出さないのは示談の結果によっても金額が変動するからです。
私達はその間に必要書類を用意し、スムーズに保険金の支払いが行われるように準備しておきます。
こうした対応がすべて完了すれば最後に保険金が支払われて保険会社の事故対応は終りとなります。
このことからわかるのは事故が発生したらすぐに保険金がもらえるわけではないということです。
実際に保険金が支払われるまでには少しの時間がありますので注意しましょう。
事前に支払いまでの流れを確認しておこう
事故発生後、保険会社からも今後の流れについての説明はありますが、自分自身であらかじめ流れを確認しておくことも重要です。
ここで紹介したのはあくまでも一般的な流れであり、保険会社ごとに実際の流れは多少違う可能性があるからです。
事故発生後はこちらもなにかと忙しく、また、慣れない事故ということで冷静な対処ができなくなっていたりします。
保険会社が色々とやってくれるからとすべて任せっきりにするのではなく、こちらも普段から適切な対応をできるように準備しておくことが大切だと言えるでしょう。
事故後の保険会社の対応も各社で違いがありますので、保険金支払いまでの流れを重視して保険会社を選ぶというのも1つの考え方です。
事故ではなにかとお金がかかり、スムーズに保険金を支払ってもらえるかがポイントになります。補償内容はもちろんですが、事故対応についても保険会社ごとの違いを把握しておきましょう。
コメント