自賠責保険は強制保険とも呼ばれているように、公道上を走るすべての自動車に加入が義務付けられています。
うっかりして自賠責保険の期限を切らしたりするのを防ぐため、車検期間より1日でも長く加入しないと車検が通らないようになっています。
普通は新車購入時や再車検の際に、自賠責保険を車検期間より1か月長く設定します。
新車であれば37か月、車検切れの車で再車検を行うときは25か月を自賠責保険の契約期間とします。
継続車検の場合は車検の切れる前1か月以内に車検を行いますので、自賠責保険の契約期間は24か月でも問題ありません。
日本の車検制度は正式には「自動車検査登録制度」といい、対象となる自動車が国の定める保安基準に適合しているかどうかを確認するための検査を行うと同時に、自動車の所有権を公証するために登録する制度です。
車検証とは検査に合格したことの証である自動車検査証のことで、フロントガラスに貼付する検査標章とともに携行が義務付けられています。
車検だけではなく自賠責保険も期限切れになっていたらどうなりますか?
また、自賠責保険の部分には任意保険の示談交渉代行サービスは使用できませんから、被害者との示談交渉はすべて自分でやらなければなりません。
自賠責保険の補償金額は死亡保険金が3000万円、後遺障害4000万円、ケガに対しては120万円ですから、最悪の場合これらがすべて自己負担になるわけです。
中古車の中には車検期日と自賠責の契約満了日が接近している車もあります。
ディーラーや中古車販売業者から買うのであれば、その点についてもアドバイスしてくれますが、最近は中古車をネット経由で個人売買するケースも増えてきています。
くれぐれも車検切れ、自賠責保険切れなどないように細心の注意を払っておきましょう。
また、自動車であれば自賠責保険は車検とセットになっているので自賠責切れはあまりありませんが、原付バイクや250cc以下のバイクは注意が必要です。
小型の2輪車といえども歩行者や自転車との事故では、相手が死亡したり大きなケガを負うケースもあります。
どうしても忘れやすいので原付や小型二輪での自賠責保険切れは自動車よりも注意が必要です。
車検切れや自賠責保険切れに気を付けようと思います。
もし、今の保険料に不満があるなら、一括見積もりサイトを使って、複数社に見積もりを依頼すれば、類似した条件で一番安い保険会社がわかります。
無料で依頼できるので、保険料の節約をお考えでしたら、ご利用になってみてもいいと思います。
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