軽自動車は普通自動車と比較して車体の購入費用が非常に安く、またその後の維持費においても燃費や税金などを始めとしていずれも低額になることから、セカンドカーだけでなくメインカーとして利用する事も多くあるのですが、自動車保険に関しては普通車と比較した場合にどのような保険金額の違いがあるのでしょうか。
自賠責保険の場合について
まず自賠責保険で双方を比較した場合についてですが、平成25年度より保険料の改定により普通自動車で11.6%・軽自動車で20%の値上げが実施されており、平成27年現在では軽で26370円(24ヶ月)と36920円(36ヶ月)に、また普通車で27840円(24ヶ月)と39120円(36ヶ月)となります。
双方を比較してみると保険金額の差は24ヶ月で1470円に、36ヶ月で2200円ほどとなりますので、それほど大きな差があるわけではありません。
任意保険の場合について
その一方で軽自動車と普通自動車を任意保険で比較した場合についてですが、自賠責保険のように制度として金額が決定しているわけではなく各保険会社で金額が異なるうえに、どのような補償やオプションを付けるかによっても金額が変わるので一概には言えないのですが、一般的に言われている所では軽の保険料は普通車のおよそ30~50%程度になるとされています。
- 例えば軽の保険金額の場合はおよそ2~4万円程度になることが多いのですが、その一方で普通車の場合にはおよそ7~8万円ほどになり、双方の金額の違いは際立つ事になります。
- 車両保険も免責金額を設定する事により保険料を低く抑えることも可能になりますので、万が一の事態に対処するためにも付帯がお勧めされる保険になります。
ただこの数字についてはひとつポイントがあり、上記の例は車両保険を付帯させた場合の費用になりますので、車両保険を外せばまた違った数字となるのです。
車両保険とは事故により自身の車が壊れた場合に補償を受けるもので、車両保険を外したケースでは軽も普通車も共に2~4万円程度に収まる事になり、数千円ほどの小さな違いしか生じないのです。
ではなぜ車両保険の有無により保険料が大きく変わるのでしょうか、これは軽と普通車のそもそもの車両価格の違いによるもので、100万円程度で購入できる軽であれば修理費用も安く済むのですが、その倍以上で購入する普通車であれば車両保険の保険料も高騰する事になり、トータルの保険料にも大きな差が生じる事になるのです。
ただこの
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