家族限定特約とは

かんたん用語解説
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自動車保険に加入する際は、月々に払う保険料は少しでも、出来るだけ小さくしたいと思うのは誰でも考える事でしょう。
そういった中で、保険料を安くする方法として一番は事故を起こさない、もしくは事故があっても保険を使用せずにとにかくご自身の等級を上げるという事は、基本中の基本です。
しかしこの等級を上げる事で月々の保険料を下げるという方法は、長期的に下がるという方法です。
しかしそれは後々保険料が下がるというだけであって、加入時にはそれまでに持っている等級によってくるので、保険料が特別に下がるという事ではありません。

他の手段は?

こういった方法以外に、加入時から月々の保険料の支払いを小さくしたいという場合には、保険の補償を小さくするという方法がまず挙げられます。
この方法は、一般的に免責という手段を用いる事になりますが、必要ない補償、または必要な可能性が低いと考えられる条件を補償から除く事で、その分保険料を下げてもらうという方法です。
しかしやはり、この場合にも保険料が下がる代わりに補償も減っているという事になります。
これら以外の方法で

自動車保険の月々の支払いを少なくする手段として、特約という方法があります。

この特約の一つとして、通常車両に掛ける保険は、その車両を運転するすべての方に対して補償が行われますが、運転者を指定する事でその指定した人間以外が運転した際の事故への補償を行わない代わりに、保険料を安くするという方法があるのです。
特約の中で、一般的な家庭でよく用いられる特約が、運転者家族限定特約です。

  • 運転者家族限定特約の内容ですが、車両の運転者を家族に限定する事で保険料が安くなるという内容となっています。
  • 家族というカテゴリ

    しかし、家族とは言っても、一体どこまでが家族に該当するのかという事が気になるのではないでしょうか。
    ですからここで、運転者家族限定特約における、家族に含まれる方の内容を解説させて頂きます。

    まず最初に、記名保険者がそれに該当します。
    記名保険者というのは、保険証券に記載されている被保険者の事で、一般的には最も自動車を使用する頻度が高い人間か、その家の主になる事が多いかと思います。
    次にその配偶者です。夫が記名保険者ならその妻、妻なら夫となり、内縁でも該当します。
    次に記名被保険者と配偶者の同居の親族です。一緒に住んでいて血のつながりが確認出来ればその権利があります。
    最後に記名保険者と配偶者の別居中の未婚の子です。
    つまり、大学などで上京していて里帰りをしたときにも問題なく運転中の事故に保険が適用されるという事になります。

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