車両保険に加入していれば車が損害を受けた時に保険金を受け取れるわけですが、これは何度でも可能なのでしょうか。
1度保険金を受け取ったらもう保険金を受け取ることができないのでは、と考えている方も少なくないようです。
結論から言うと保険金は何度でも受け取ることができます。
もちろん、補償の範囲内であり保険金が支払われる条件を満たしている必要はありますが1度使ったらそれで終わりというものではありません。
たとえば、ある日事故を起こして車両保険を使ったとします。
その数日後にまた事故を起こしてしまった場合でも、車両保険に加入していればそれぞれの事故で保険金を受け取ることが可能です。
こうしたケースは稀ではありますがいざという時は何度でも保険を利用することができますので安心です。
事故はいつ、何度起きるかわかりませんのでこの点は非常に重要だと言えるでしょう。
ただ、注意しなければいけないこともあります。
それが等級と保険料の問題です。
等級と保険料の問題とは?
等級とは保険料を割引してくれるシステムのことで、最初は6等級からスタートします。
1年間事故を起こさない、つまり保険を利用しないでいると次の年には等級が1つアップしさらに保険料が安くなります。
逆に事故を起こして保険を利用すると次の年には等級が3つダウンし、保険料が高くなります。
保険金は何度でも受け取ることができますが、受け取るたびに保険料は高くなっていくわけです。
等級が大幅に下がれば保険料もかなりの増額になりますのでむやみやたらに保険を利用することが自分にとってよいのかは難しいところです。
とはいえ修理費用が高額になる場合は保険を利用するべきなのですが、たとえば軽微な損害で自己負担でも十分に修理費用を支払えるような場合はあえて保険を利用しないという考え方もあります。
そうすれば等級が下がることなく、保険料を据え置くことができるからです。
保険を使えば使うほど保険料が高くなる
このことをしっかりと把握しておきましょう。
保険料が安くなる事の負担について
このことからも元々の保険料が安いかどうかは大切です。
保険料が元々安ければ等級が少し下がってもそれほど大きな負担にはなりません。
保険料は各保険会社で違いますので、自分に合った保険を見つけるようにしましょう。
保険会社の数は多くそれぞれを比較するのは大変そうですがインターネットを使えば一括見積りも可能です。
無料で利用できるこのサービスは簡単に保険会社を複数比較できるということで近年は高い人気を集めています。
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