自動車保険は年間を通して、特に利用しないことも多く、うっかり更新を忘れてしまいそうになることがあります。
車の事故やトラブルをサポートしてくれている自動車保険ですが、更新を忘れてしまった時期に、事故などのトラブルがあった時は大変なことになります。
きちんと自動車保険の更新は行っておきたいものです。
そして更新時期は補償内容を見直したり、保険会社そのものを見直す良い機会です。自動車保険を更新する時や、他車へ乗り換える時に知っておきたい点を調べてみましょう。
自動車保険を更新する時のチェックポイント
賠償というのは、事故を起こした時に相手側を補償するもので、保険の中でも一番重要な補償です。
傷害というのは、自分自身や搭乗者を補償するものです。入っている保険の種類によっては、単独事故でも補償されます。
車両の部分は、契約している車が事故で故障したり破損したりする時に、修理費用を負担してくれるものです。
賠償と傷害と車両の3つが、主な自動車保険の補償内容に関わってきますが、保険会社によって細かく補償の範囲と金額が変わってきます。
特約を付けることによって、より自分の車の仕様にあった補償内容へとカスタマイズすることも出来ます。
所有している車が新車なら、車両保険を高額な内容とすることが出来ますし、そろそろ買い換えを考えているような車なら、車両保険の補償金額を抑えるなどの見直しが出来るでしょう。
更新を忘れちゃった時どうする?
更新を忘れてしまうと、任意保険未加入の状態となり、事故に遭った時に自分や相手の補償を受けることが出来なくなってしまいます。
もちろん自賠責保険への加入が義務づけられていますので、ある程度の補償を受けることが出来ますが、十分ではありません。
自賠責保険は補償の上限が無制限では無いので、相手側に後遺障害があったり死亡した時には、自賠責保険だけで補償に必要な金額を賄うことは出来ません。
保険の未加入期間が出来てしまうと、せっかく毎年上げてきた等級を引き継げなくなる事もあります。
6等級からスタートして、毎年1等級ずつ上げてきたかも知れませんが、更新を忘れてしまうとその等級を引き継げなくなってしまう事があるのです。
等級が引き継げないと、自動車保険料の割引を得られないので、急に年間の自動車保険料がアップしてしまいます。
満期日に遡って補償を有効にしてくれるので安心です。
他社に乗り換える時はどうしたら良い?
新しい自動車保険の会社と契約をすると、自動的に今までの自動車保険会社との契約は、満期日をもって解約されることになります。
今までの等級も引き継がれますし、無事故であるならば、1等級アップしたものが引き継がれます。もし事故を起こしたり指定の金額以上の補償を利用していた場合は、3等級ダウンすることになります。
保険会社を変えたとしても、等級引き継ぎに関しては通常の待遇通りになると覚えておきましょう。
他社に乗り換える時には、今までの補償範囲と同じにするのではなく、運転者の年齢条件を限定したり運転者を限定すると、自動車保険料が安くなることがあります。
車を運転する家族が増えた時や減った時、誕生日を迎えた時などは、更新の機会に補償内容もしっかり見直しましょう。
更新しない方が良いケースもある?
毎年更新すべき自動車保険を、更新しない方が良いケースがあるのではと考える人がいます。
自動車保険会社間にはルールがあり、以前の契約満期日から13ヶ月を経過していないと、等級はリセットされないことになっています。
等級が下がった状態の契約を更新しないで、13ヶ月以内にほかの保険会社と新規の契約をしても、低い等級がそのまま引き継がれます。
そのためにどんなに等級が低くても安心して車を運転するためには、自動車保険の契約は更新した方が良いでしょう。
更新の時には、できるだけ自動車保険料を安くしたいと思うものです。
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