新車で車を購入した時は特に車両保険に加入するケースは珍しくありません。
しかし、車両保険というのは自動車保険の中でも、保険料が高くなってしまう保険で知られています。
ただ、保険料が高いのでゆくゆくは外そうかなと思っています。
いつまで付けておいた方がいいんですか?
以下で、新車からいつまで車両保険を付けたほうがいいのか、説明するので参考にして下さい。
新車購入から車両保険はいつまでつけるべきなの?
基本的に車両保険というのは、保険の対象になる自動車の価値によって変わります。
例えばの話ですが、評価価額が100万円であるのなら保険料は10万円といったような形だと考えてください。
自動車というのは年式が1年古くなるごとに減価償却によって、価値がどんどん下がっていきます。
ですので、1つの目安としては保険金額と保険料の割合を考えて、コストパフォーマンスが悪くなってきたと感じたのなら、外すという考え方になります。
この場合、毎年自動車保険の切替時には、見積もりを取ってみる必要があり、保険料の割には保険金が少ないと感じるようでしたら外してみるといいでしょう。
ただし、個人的な判断になるので客観的な目安がないのがネックかもしれません。
もう1つはシンプルに保険料と相談をするというものです。
車両保険というのは、絶対に必要かというとそんなことはありません。
任意保険においては、対人賠償保険、対物賠償保険、人身傷害保険の3つが重要な保険だと言ってもいいでしょう。
これらは相手に支払うものと、自分がケガをしてしまった時に補償を付けてもらうものですので、無くてはならない保険だと言えます。
しかしながら、車両保険については仮に全損となったとしても、再購入の費用を自分で賄える事ができるなら加入する必要がないとも言えます。
その点を考えて、自分の懐具合と相談をしながら加入するようにしましょう。
ただし、仕事で車を使っていてすぐにでも修理する必要があったり、次の車を購入するためのまとまった資金が無いなら加入しておく方が無難です。
また、ローンで購入した車だとしたら、車両保険に入っていないと事故で全損になった場合もローンを払い続ける必要が出てきてしまいます。
その他の基準としては新車時には補償を重くしておき、経年劣化とともに補償を軽くしていくという方法があります。
車両保険には通常タイプ、エコノミーといったように複数のプランが存在します。
この保険のプランは補償範囲が狭くなるほど、保険料が低くなるという特長がありますので、新車時のように多くの補償が欲しい時には通常タイプを選択しておき、経年とともにエコノミーなどに切り替えていく方法です。
最終的には車両保険そのものを外すことも視野に入れておくと、適宜自由な判断をすることができるでしょう。
一般的に減価償却が切れる頃には車両保険を外すことも考慮しておいてもいいかもしれません。
ただ、通販型の自動車保険が普及したことにより、車両保険を付帯させても、一昔前と比べると保険料は随分安くなっています。
インターネットの一括見積もりサイトを利用して、車両保険を付けた状態でも安い保険会社を見つけることができれば、無理に車両保険を外す必要はもちろんありません。
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