どうして住んでいる地域により自動車保険の金額が変わるのですか?

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自動車保険の保険料とは様々な要素で増減すると言っても過言ではありません。代表的なところでは、軽自動車なのか普通自動車なのかなどがありますが、もっと幅広い意味でも保険料というのは変わってくるようです。中でも知られているのが、住んでいる地域によって保険料が変わるというものでしょう。

どうして住んでいる地域で保険料が変わるの?

前提となる話として、そもそも保険の仕組みを考えてみます。保険とは加入者が少しずつお金を出しあって、何かあった時にはそのお金から補償を受けることができるというサービスです。自動車保険の場合ですと、事故を起こした時に相手や自分に対する補償を受け取ることができるというのが趣旨になります。

この保険の趣旨を考えた時、事故率の高いところに住んでいる人と、事故率の低いところに住んでいる人で同じ保険料がとられたとするとどうでしょう。事故を起こして保険を利用するリスクというのは、どうしても事故率が低い場所に住んでいる人のはずです。

しかし、より保険を使うリスクの高いところに住んでいる人と同じ保険料を支払う事になってくると不公平感が出てきても当然でしょう。

つまり、

  • 住んでいる地域によって自動車保険の金額が異なるというのは、この不公平感を解消するための措置であると考えることができます。ただ、保険会社がそうと名言しているワケでもないので、あくまでもそうではないかという予想にしか過ぎません。

どこに住んでいると保険料が高いの?

まず基本的なこととして各都道府県によって走っている車の台数が異なります。単純に考えれば、人口の多い都市の方が車の台数も多いと言えるでしょう。当然、車の台数が増えればそれだけ事故率も高くなるので、それに合わせて保険料もある程度は増加していると考えるべきです。つまり、東京や大阪、名古屋や福岡などといった大都市圏では、保険料が高めに設定されていたとしても不思議ではありません。

反対に、比較的に人口の少ない地方であれば、保険料が安く設定されている可能性もあるでしょう。ただし、住んでいる地域によって自動車保険の金額が異なるといっても、そこまで大きく変わるワケではありません。

保険料を節約するのに引越しをするというのも馬鹿げた話であり、引越しにかかる費用の方が高くついてしまうでしょう。自動車保険の金額というのは、最初に書いたとおりですので、他の部分において保険料の節約を考えることも十分に可能だと言って良いでしょう。

  • 特に近年ではリスク分散型という保険料の決め方をしている保険会社が増えていますので、同一条件での加入であっても保険料というのは大きく違ってきます。つまり、相見積もりをとるなどして保険料の比較検討をする方が建設的に節約できるはずです。

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