SD(セーフティドライバー)カードは、ご自身が無事故・無違反であった場合に申請する事で発行される簡易型の証明書です。
一般的にSDカードと聞くとパソコンなどで用いるSDメモリーカードを思い浮べる方も多いのですが、SD(セーフティドライバー)カードは自動車安全運転センターが発行する証明書で、一般的には初めて運転免許証を取得してから1年後にカードが送られてきます。このカードについては無事故・無違反の証明する一方で法的に効力を有する書類ではありません。
カードは安全運転者であることに誇りを感じると共に安全への自覚を促す事を目的に発行されています。カードには無事故・無違反の期間により5種類に分かれています。
グリーンは1年~2年、ブロンズは2年~4年、シルバーは4年~10年、ゴールドは10年~20年、さらにはスーパーゴールド20年~などの種類があり、いわゆるペーパードライバーの方でもゴールド免許と同様に受け取る事ができます。
カードの入手方法
SD(セーフティドライバー)カードは初めて免許を取得してから1年後に自動的に郵送されてくるのですが、本来の入手方法はやや異なります。
通常の取得方法としては自動車安全運転センターで無事故・無違反証明書や運転記録証明書などを申し込むことになり、1年以上事故・違反がない方に限り、証明書と共にSDカードを受け取る事ができます。
初めて免許を取得した際には、卒業検定の料金や諸経費としてあらかじめカードの取得費用が盛り込まれているため、1年経過した段階で自動的に受け取れるのですが、それ以外の場合はご自身で申し込みし発行料金を支払う必要があるのです。
カードの活用方法
このSD(セーフティドライバー)カードを取得することで得られるメリットは様々あり、実はカードを提示することで優遇してくれる店舗は全国的に数多く存在しています。
- 特に車に関係した所でロードサイドの店舗で割引サービスを実施してくれる店舗がとても多く、例えばガソリン・レンタカー・運転代行などを始めとして、飲食店やレジャー関係なども含めて優遇店は非常に多くあるのです。カードの取得に際しては費用が掛かるものの、それをはるかに上回るメリットがありますので、常に持ち歩けば充分に元が取れます。
また車を使用する事業所によっては、勤務している社員に対して社内資格としてカードを取得するよう義務付けている場合もありますので、仕事をする上で必須となるケースもあります。
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