もしもあなたが事故車を売りたいのなら…

交通事故
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交通事故に遭い、事故を起こした車両の修理を板金工場等でした後に、何年か経ち、車を売却しようとした際に、事故歴(修復歴)があると査定金額に大きく響きマイナス査定になります。ちょっとした擦り傷やへこみなどで修復歴に該当しないものは何の問題もありませんが、フレームにまで達している事故車に関してはマイナス査定のみならず、廃車の可能性もあります。

廃車と聞くとそれにまつわる手続きが多くあり、お金を払って廃車にしてもらうという印象を持つ方も多いかとは思いますが、廃車にするしかないような車でも買取を行ってくれる所があります。

というのも、廃車として買い取った車を修理して海外に売ったり、「これは修復歴ありの車です。」と伝えたうえで販売したりすることができるからです。また、修理が不可能な車であったとしてもスクラップとして売ることも可能だからです。また、車で使用されている鉄の質自体が非常にいい事もあります。

スクラップとしての金額は車の大きさやその時の相場などで変化がありますが、目安として2000ccまでの車なら15000円位、2000cc以上だと25000円位の値段が付くようです。

車の解体を専門でやっているところでも値段がつくこともありますが、全くつかない事もあります。車の買取を専門で行っている大手業者なら上記の金額位で買取が可能なケースもありますが、それでも値段がつかなかったら、廃車の買取を行っていると大々的に謳っている業者に連絡してみるといいでしょう。

事故車(修復歴あり車)の販売について

事故車は通常の中古車販売店では売られています。ただ、ディーラー系の中古車販売店などでは事故車自体を取り扱っていない事が多いです。

事故車といっても、修理がされ走行ができる状態で販売されています。事故車の場合は修復歴ありと表記されて売られていて、同車種、同グレード、同色など、ほぼ同じ条件の車よりも販売金額が安いのが特徴です。

修復歴ありと表記せずに通常価格で販売している悪徳業者も世の中には存在しているので注意しなければなりません。事故車と言ってもその程度はピンキリと言えます。走行上の支障が全くない事故車もありますし、高速で走行すると車体がぶれたり、何らかの支障がある事故車もあります。保証期間が過ぎると同時に壊れるといった事もないとは言い切れません。

事故車かどうかを見分けるのは、正直、難しいです。ただ、見るべきポイントをしっかりと見ておけば見分けることはできます。毎回、車を同じ中古車販売店で購入している場合は、事故車を買わされるようなことは考えにくいですが、初めて見る業者の場合は悪徳業者の可能性も否めないので注意する必要があります。

  • もしも、初めて足を運ぶ中古車販売店で、自分が購入を考えている車の値段が相場よりも安く、質問に対しても曖昧な回答の割に、やけに購入をすすめてくる様なケースは事故車の可能性が高いと思って間違いないでしょう。購入した後で事故車だと判明しても返品することは厳しいのでよくチェックするようにしてください。

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