交通事故を起こしてしまったら、パニックになり、なかなか冷静に対処できないかもしれませんが、やらなくてはならないことが数多くあります。
万が一、事故を起こしてしまった時に焦らないためにも知っておきたいです。
少しでも冷静に対処できるように、事故後にやるべきことをしっかりと頭に入れておくようにしましょう。
以下を参考にして下さい。
物損事故の加害者がやるべきこと

物損事故を起こしてしまった際に、真っ先にすることとして、後続車に事故が起きていると知らせるために、ハザードの点灯、三角停止板、発煙筒の設置など危険防止措置を行い、さらなる事故が起きないようにする必要があります。場合によっては後続車等の誘導も行います。
危険防止措置を行ったら、警察へ連絡します。
どうしても早急に車を動かさなければならない状況を除き、物損事故の場合は後々のトラブルを避けるためにも、車の移動は警察が来てから行うようにするといいでしょう。
たとえ、物損事故であったとしても警察へ連絡し、事故記録を取ってもらいましょう。稀なケースではありますが物損事故であったとしても違反があれば切符を切られることがあります。しかしながら、当事者間で示談が進み、弁済したら罰せられるケースは比較的少ないようです。
任意保険に加入している場合は、加入している保険会社に連絡し、事故に関する報告を行ってください。保険会社が事故の査定をすることで、被害者への保険金の支払額が決定されます。
もし、車両保険にも加入しているとしたら、事故を起こしてしまった車の修理代も保険金でおります。
- 当然のことではありますが、事故を起こしてしまったのに加入している保険会社に報告をしなかったり、事故の査定を受けないまま、車の修理を行ったりしたら、保険金は貰えなくなってしまいます。
なので、事故が起きた時点で、必ず、保険会社に連絡を入れるようにしましょう。
保険金の請求はいつまでに連絡しなくてはいけないんですか?
ですから、事故の当日ないし数日中には必ず連絡をするようにして下さい。
対物保険の賠償額について
対人保険と対物保険は自動車保険においてセットになっているので対物保険に入っていない方はほとんどいないとは思いますが、対人保険に比べて、対物保険は軽く見られている傾向にあり、対人保険は無制限にしていても対物保険は1000万円にしている人も珍しくありません。
人命に関わることがなくてひとまずは安心と思うでしょうが1億円もの賠償額を請求されるケースもあります。
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