ファミリー傷害特約は一見すると自動車保険には関係ない保険のように見えますが、実は自動車保険に付帯する三井ダイレクト損保やチューリッヒの特約の1つです。
自動車保険における傷害保険と言えば、人身傷害保険が有名でしょう。
人身傷害保険では被保険者とその家族まで補償範囲に入りますので、加入しておけばファミリー傷害特約は必要ないかのように見えます。
しかし、人身傷害保険はその広い補償範囲から、どうしても保険料が高くなってしまうのがネックだと言えるでしょう。
そこで人身傷害保険の保険料を考えてみると、ファミリー傷害特約の方がお得だと判断されるケースもあるのです。
ファミリー傷害特約について知っておこう
はな さん
ファミリー傷害特約はどんな特約なんですか?
あかり さん
ファミリー傷害特約とは被保険者の家族がケガをした場合の入院費や通院費が支払われる特約だと考えてください。
傷害保険の1つになるのですが、このファミリー傷害特約を扱う保険会社によって細かな扱いは変わってきます。
基本的にファミリー傷害特約もまた、いくつかのケースがあります。
全般的な傷害保険としてしまうと、やはり保険料が高くなってしまうのは仕方ありません。
そこで補償範囲を限定することによって、同じファミリー傷害特約でも保険料を節約できるという形です。
はな さん
補償範囲はどのように分けられるんですか?
あかり さん
一般的に補償のタイプとしては全般的なものを扱うものと、自宅の外で起こったケガのみに適用されるものに分けられます。
ただ、1つ気を付けておきたいのは人身傷害保険では補償の対象となるケースでは、ファミリー傷害特約は適用外となることがある点です。
そうしたリスクもしっかりと理解してから、加入してください。
ファミリー傷害特約の対象ってどんな事故?
はな さん
ファミリー傷害特約では、具体的にどんな事故が対象となるんですか?
あかり さん
自宅の外で起こる事故としては、運動会でケガをしてしまったというケース、自転車に乗っていて転んでしまってケガをするケースなどが挙げられます。
最近では自転車保険に加入する代わりに、このファミリー傷害特約に加入するという人も増えています。
はな さん
ファミリー傷害特約は事故の相手の補償もしてくれるんですか?
あかり さん
ファミリー傷害特約ではあくまでも家族の人が負ったケガのために利用できるものですので、事故相手に対する補償ではないので注意して下さい。
はな さん
自宅の中で起こる事故は具体的にどんな事故が対象となるんですか?
あかり さん
自宅の中で起こる事故としては、階段からすべって落ちてしまった、お風呂場で転んでしまったなどがあるでしょう。
これらのケースも対応となりますので、小さなお子さんがいる家庭では加入しておいて損のない特約かもしれません。
三井ダイレクト損保やチューリッヒへの加入をお考えでしたら、検討してみることをおすすめします。
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