自動車保険には猶予期間というものが設定されています。
解説していくので、参考にして下さい。
自動車保険における猶予期間ってなに?
猶予期間とは簡単に書いてしまうと、保険会社側にしても加入者側にしても、少し待ってもらえる期間があることだと考えてください。
例えばですが、加入者側が保険料の支払いを忘れてしまったようなケースがあります。
支払いを忘れないように口座引き落としにしたにも関わらず、口座にお金を振り込むのを忘れてしまったというケースも考えられます。
結果、引き落としができなかった場合にすぐに保険が打ち切られてしまうのは、厳しいものがあります。
そこで支払い猶予期間というものが設定されているのです。
この猶予期間内にきちんと保険料の支払いをしていれば、問題なく保険が継続できるという形になります。
ただし、猶予期間内に保険料の支払いができなかったケースでは、保険が打ち切られてしまうことがありますので、保険料の支払いには十分に注意してください。
猶予期間は他にもまだある?
自動車は決して安い物ではありませんが、適度なタイミングを見て買い替えをする人がほとんどでしょう。
新車を購入して10年以上乗り続けて、乗りつぶすまでは買い替えないという人もいれば、反対に最初の車検がくるタイミングで新しい車に乗り換える人もいます。
ただ自動車を乗り換えると言っても、毎回、保険の更新のタイミングに都合良く合うとは限りません。
タイミングによっては、現在加入している自動車保険の契約期間中に買い換えるケースも考えられます。
このような場合では、保険会社には被保険対象車両が変わったということを伝える必要があります。
基本的に自動車保険は被保険対象車両によって保険料が変わってくるので、当然ではありますが買い替えをしたケースでも同じことが言えるのです。
あらかじめ、保険会社に車を買い替える旨を伝え、新しい契約を結ぶ必要があります。
そうした場合に、新しく車を取得した日の翌日から起算して30日以内であれば、車両入替の手続きをしてもらえる猶予期間が設定されているのです。
30日以内なら大丈夫なんですね。
ちなみに車を取得した日というのは、車が納車された日の事ですか?
車を取得した日は登録された日のことです。車検証上の「登録年月日」の事です。
保険の入れ替え手続きが遅れている人は車検証の登録年月日を必ず確認するようにして下さい。
保険更新のタイミングとはズレがあるかもしれませんが、車の買い替え時に保険の見直しをする方は大勢います。
車のローン等を支払うために、少しでも保険料の負担を減らしたいといった思いもあるのかもしれません。
今まで加入していた自動車保険と同等の補償内容で保険料が安い会社を探す際には、自動車保険の一括見積もりサイトを利用すると効率よく時間をかけずに、最安の保険会社がわかります。
「補償内容は落としたくないけど、保険料は節約したい!」ということでしたら、一括見積もりサイトを利用して保険料の比較をしてみることをおすすめします。
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