ノンフリート等級とはなにか
このノンフリート等級はどういう意味ですか?
これは保険料の割引制度の1つで、等級によって割引率、割増率が決められています。
以下で説明していきますね。
事故を起こして保険を利用した人と、事故を起こさずに保険を使わなかった人が毎年同じ保険料を支払うのは不公平感が出てしまいます。
そこで保険料を支払う時に不公平感がなくなるようにと導入されているのが、ノンフリート等級です。
ちなみに、ノンフリート等級とは1~9台の車を所有している人に適用されるものであり、10台以上の車を所有している時にはフリート契約を行うことになります。このフリート契約は法人向けの契約になります。
等級の考え方
基本的なノンフリート等級の考え方を説明しますと、保険料金の割引率に応じてランクが分けられていて、このランクのことを等級と呼んでいます。
1等級の場合、保険料は割引ではなく割増しとなり、20等級ともなると60%以上の割引が適用されるので覚えておくと良いです。
自動車保険は基本的に1年間の契約となりますので、1年間無事故で保険を利用しなければ翌年度には自動的に等級が1つランクアップするのですが、事故を起こして保険を利用すると等級が1つ、もしくは3つ下がってしまう仕組みです。
2012年にこのノンフリート等級は改定されているのですが、改定前にはノーカウント扱いとなる事故もありました。
これは保険を利用しても事故にカウントされないので、等級が下がらなかったのですが、現在では廃止されています。
その代わりに1等級ダウンという事故が新設されたと考えて良いでしょう。
保険の加入者からすれば、より保険を利用するのが厳しくなったという印象を受ける人も多く、それだけ事故を起こした時のリスクが高まっていると言い換えてもいいかもしれません。
ただ、任意保険に加入していなければ、いざと言う時には大変なことになってしまうので、良く考えて自動車保険に加入することが大切です。
少しでも保険料を安くしたいんですが、いい方法はありますか?
同条件で複数の自動車保険会社の見積もりを手軽に比べることができます。
コメント