自動車における一時払いを説明する前に全期前納払いの説明をさせていただきます。
全期前納払いの特徴としては年払いで払う時よりも支払う保険料の総額が安くなる事や解約時などは未経過分の保険料が返還される事などが挙げられます。
それに比べて一時払いの特徴ですが、年払いよりも保険料が安い全期前納払いよりも更に保険料の総支払額が安くなります。
ただし解約時などに支払った保険料は返還されない、生命保険の控除は保険料を支払った年だけ受けられるという事が挙げられます。
ただ、自動車保険の場合は基本的には1年毎の契約になるので、全期前納払いはありません。
一時払いについて
そして改めて一時払いとは何か説明しますと、これは保険料を初回一括で払う方法です。
これは携帯電話を契約する時に本体を分割払いで買わずに一括で買ったと考えると分かりやすいです。
一時払いが出来ない場合についてもう少し突っ込んで解説しますが、特に若い人にとって自動車保険というのはかなり高い保険ですし、収入の面も考えると一時払いは金銭的なリスクがあまりにも大きいのです。
ただ、リスクが大きいからこそ一時払い以外の支払い方法が用意されているので、経済的な余裕が無いなら無理して一時払いを選択する理由はほとんどありません。
確かに一時払いは保険料が安くなるというメリットはありますが、その保険料のために目先のお金を一括で放出するデメリットと照らし合わせると、やはり一時払いは避けた方が全体的にメリットの高い結果になるはずです。
もちろんクレジットカードと同じで分割払いは手数料が付くので、どうしても一時払いに比べると支払う総額は多くなりますが、一括で払う余力が無いなら分割にした方がダメージは少ないです。
一括で支払うか、分割で支払うか考えよう
一時払いや全期前納払いなどあまり聞き慣れない言葉について解説しましたが、一時払いの言葉の意味はとても簡単であり、別の言葉に書き換えるなら一括払いとなる訳です。
とてもじゃないけど自分の給料では一括で買うのは無理、だから手数料を払ってでもいいからクレジットカードの分割支払いで高い物を購入した、という経験を持つ人は多いでしょうが、一時払いも全期払いも要するにそれと同じ事です。
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